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次回放送予定

#92
伏見稲荷大社 朱色の迷宮のナゾ

京都に都が移される前から人々の信仰を集め続け、今も京都随一の参拝者数を誇る、伏見稲荷大社。時を超えて多くの人を集めている理由を、聖なる山をめぐりながら探ります。境内でまず目につくのが、様々な物を口にくわえている「キツネ」の像。「鍵」と「稲穂」をくわえているワケとは? さらにおなじみ「千本鳥居」がこれだけ増えた秘密を、2枚の絵図から紐解きます。江戸時代から千本鳥居を製作、建立している宮大工にも出会い、貴重な設置風景を見学。参道沿いにある江戸時代創業の老舗「丹嘉(たんか)」では、日本の土人形で最古の歴史を持つと言われる「伏見人形」を見せていただきます。さらにその「伏見人形」と深く関わるという寺へ。ここに伝わる空海伝説とは? さらに、山にびっしりと建ち並んでいる石「お塚」を発見。その奥深い意味とは? 伏見稲荷大社が、いつの時代も人々の心の支えとなっている理由に迫ります。
 
【専門家出演者】
●京都産業大学 日本文化研究所 上席特別客員研究員
小嶋 一郎 さん