番組表

放送内容

#125

秋の古道 心に沁みる石仏めぐり

今回の旅の舞台は、京都府の最南端。奈良との県境に位置し、“石仏の里”として知られるエリアで、個性的な14体の石仏を巡りながら、人々の祈りと歴史に触れる秋の古道を歩きます。
「笠置寺」では、巨大な一枚の岩に刻まれた弥勒磨崖仏を拝観。特別にその頭上に上らせてもらい、仏様の視点から山々を見渡す絶景に感動します。
続いては、当尾と呼ばれるエリアへ。岩船寺から浄瑠璃寺へと続く「石仏の道」を、地図を片手に歩きながら探し進みます。「一願不動」や「わらい仏」「首切地蔵」など、個性豊かな石仏を探し歩きます。それぞれの名前の由来やこの地に多く石仏が残されている理由などを紐解きます。
そして、旅の最後には当尾エリア最大の大きさを誇る「大磨崖仏」へ。歴史ミステリーに包まれたその姿を訪ねます。
静かに祈りを受け止める石仏たちに、心が癒やされます。