垂直にそり立つ壁を、自身の体ひとつで登るスポーツクライミング。
この競技で世界を舞台に戦う野部七海（ななみ）、20歳。
　
スポーツクライミングとの出会いは4年生の時。
地元に練習施設があったことがきっかけで本格的に競技の道へと進んだ。
　
高校時代に「ボルダリングユース日本選手権」で2年連続優勝。
2022年には「世界ユース選手権」で5位に入賞するなど今勢いに乗っている。
　
そんな野部はトレーニングのため、2024年から東京で暮らしながら
週末のたびに帰省し、野部の活躍を応援してくれるクライマー仲間と
汗を流すのが何よりのリフレッシュだという。
　
そして、毎週実家に帰る理由は心身ともにサポートしてくれている
家族の存在があるから。
自宅の一室は野部のためにトレーニングジムに改造！
家でも筋トレに余念がないほどストイックだ。
　
野部のパワーの源は地元の焼き鳥店の一品「つくね」だ。
お店のオーナーからの応援も野部のパワーとなっている。
　
ワールドカップ総合優勝を目指す次世代クライマー、
野部七海の原点に迫る！