出展レポート

◆地方創生DX第一弾
新潟県新潟市 日本伝統の「花街文化」VR体験を世界へ発信!インバウンド需要の促進

2023.12.6

10月18日から21日の四日間、オーストラリアのシドニーで開催された音楽や映画、最先端テクノロジーを集めた祭典「サウス・バイ・サウスウエスト シドニー2023(略称:SXSW Sydney 2023)」の「TECH&INNOVATION EXPO」に出展いたしました。

 

 

シドニーのSXSWは、大規模ながらもアットホームな雰囲気があり、学生から小さな子供まで誰もが参加しやすいオープンな空間でした。扱うテーマも多岐に渡り、社会問題やマーケティングに関するものから、音楽、映画、ゲームに至るまで500を越えるカンファレンスやセッションが同時開催され、SXSWらしいお祭りとコンベンションが一体化した独自の雰囲気が漂っていました。

→参考リンク
なぜ「SXSW」初の公式スピンアウト開催地がシドニーになったのか?|@DIME アットダイム

BS朝日は「VR GEISHA GAMES」と題し、VR CHATを活用したオリジナルのVRゲームを製作、新潟市の古町芸妓との共同により、インバウンドをPRする取り組みを行いました。

 


 

取り組み内容

VRゴーグルを装着することで、VR空間に用意された「お座敷」に入り、時差の少ない状況を活かし、日本にいる芸者さんとリアルタイムで会話を楽しみながら、古町芸妓特有のお座敷遊びである「樽拳」を体験していただきました。
来訪者には、事前に古町芸妓の歴史や世界観をお伝えするPR動画を視聴いただきながら、樽拳のルール説明を実施。「芸者」というキーワードを知ってはいるものの、実際には会ったことがない、どんなお座敷遊びをしているかも分からないという方がほとんどの状況でしたが、体験した方々からは「日本の伝統にふれることができて感動した」という感想や、「新潟の場所はどこですか、是非行ってみたい」という声や、「芸者とはどんな職業なのか」とたくさんの質問をいただき、地域の花街文化の魅力をお伝えできたのみならず、現代の花街への正確な文化認識をもっていただくきっかけにもなりました。

 

日本にいる芸妓もVRゴーグルを着用し、お互いがゲーム内のアバターを通してリアルタイムに樽拳遊び

 
 

新潟にいる芸妓さんとオンラインで繋がっていることに気づき、驚愕する参加者

 
 

ゲームが盛り上がると、後方からその様子を見ようと人だかりができるほど

 
 

期間中、当該ブースは多くの来訪者や観客で賑わい、SXSW Sydney 2023事務局の公式ページのみならず、英国大手紙「The Guardian」でも紹介されました。「デジタルコミュニケーションにより地域の魅力を発信する」というわたしたちの目的が存分に達成できたと感じています。

 
 

芸妓さんからの直筆のコメントもいただきました!

 


 

メディア紹介実績

■SXSW Sydney 「Tech&Innovation EXPO」
トップページや総括ページの代表カットとして「VR GEISHA GAMES」が掲載
https://sxswsydney.com/

 

■英国大手紙「The Guardian」
記事にて紹介があり、SNSで記事が拡散
https://www.theguardian.com/culture/2023/oct/21/robot-dogs-tech-bros-and-virtual-geisha-girls-when-sxsw-came-to-sydney?CMP=soc_568

 

■ITメディア
「サントリーやBS朝日も出展した『SXSW Sydney』ってどんなイベント? “お祭り”の秘密に迫る」
https://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/2310/24/news161.html

 

■DIME
「シドニーで初開催されたSXSWはカテゴリを超えたイノベーションで話題に」
https://dime.jp/genre/1682065/