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今回は本上まなみさんが、広島県と島根県の県境にまたがる雲月山(うづきやま)を目指します。山全体が笹原の草原に覆われており、開放的な稜線歩きが楽しめます。中国山地の原風景ともいえる雄大な景色の中、本上さんはどんな山の魅力を発見するのでしょうか。
■中国山地の原風景 草原の展望台
まず本上さんは、雲月山全体を見渡せる展望スポットへ向かいます。そこには、人の手によって守られてきた美しい草原の風景が広がっていました。
▼山一面に広がる大草原
広島県北広島町にある雲月山は、標高911m。山全体が草原に覆われているのが特徴で、300種類以上の植物が自生し、国定公園にも指定されています。地域によっては「うづつきやま」や「うんげつざん」とも呼ばれ、地元の人々に愛されている山です。本上さんは、この開放的な草原歩きを楽しみにしていました。
▼展望台から望む雲月山のパノラマ
駐車場から少し登ったところにある展望台に到着すると、目の前には雲月山の広大な草原が広がります。「気持ちいい!」と声を上げる本上さん。空に浮かぶ雲の影が、広大な緑のキャンバスの上をゆっくりと流れていく様子は、まるで生きているかのようです。優しい色合いの風景に、心が和みます。
▼野焼きが守る美しい景観
この美しい草原の景観は、毎年4月に行われる「山焼き」によって保たれています。かつては牛を飼うための草場を整える目的でしたが、現在では生態系の保全を目的として続けられています。焼かれた草が次の植物の栄養となり、豊かな自然の循環を生み出しているのです。この営みこそが、中国山地の原風景を守り続けています。
■山肌を見ながら歩く笹原の急登
いよいよ本格的な登山開始。春の息吹を感じながら、笹原の急な斜面を登っていきます。
▼春の訪れを告げる草花 登山道脇には、春の訪れを感じさせる植物がたくさん見られます。本上さんは、これから紅紫色の花を咲かせるミツバツツジの可愛らしい芽を見つけました。また、かつてこの地域で盛んだった「たたら製鉄」の燃料として多くの落葉樹が植えられ、今もその名残を見ることができます。中には、枝先が赤みを帯びたカエデの仲間も。冬枯れの景色の中に、生命の彩りが芽吹き始めています。
▼岩倉山への急登と春の恵み
最初のピーク、岩倉山へ向かう道は、笹原の急な登り坂。足元に注意しながら一歩一歩進むと、ヨモギやフキノトウといった春の恵みがあちこちに顔を出していました。「かわいい!」と、思わぬ発見に顔がほころびます。中には立派に育ったフキノトウもあり、豊かな自然を感じさせます。
▼開放的な笹原の登山道
標高差100mほどの笹の急登は、視界を遮る樹木が少ないため、非常に開放的です。登るにつれてどんどん景色が開け、振り返れば歩いてきた道や遠くの山々が見渡せます。青空も広がり始め、気持ちの良い稜線歩きが続きます。
■中国山地の大パノラマ
急登を乗り越え、最初のピーク・岩倉山へ。山頂からは、中国山地の山々を見渡す壮大なパノラマが待っていました。
▼岩倉山山頂からの絶景
登山開始から約50分、標高884mの岩倉山山頂に到着。山頂からは、南側に広島県と島根県の県境に連なる中国山地の山々が一望できます。幾重にも重なる山々の稜線が描くグラデーションは、まさに絶景です。
▼大江高山と三瓶山を望む
山頂からは、特徴的な山々を遠望できます。4つのピークが連なる印象的な山は「大江高山」。そして、その奥に霞んで見える大きな山が、中国山地で数少ない活火山である「三瓶山」です。三瓶山の山頂には、火山地形であるカルデラが見られます。
▼旧芸北町の町章と歴史の跡
山頂からは、旧芸北町の町章をかたどって植林された森も見ることができます。地元への愛が感じられるユニークな光景です。さらに別の展望スポットからは、「たたら製鉄」で使われた水路の跡や、放牧されていた牛の通り道も確認でき、山と人々の営みの歴史に思いを馳せました。
今回は、雲月山の前衛峰である岩倉山まで登りました。どこまでも続くかのような笹原の稜線歩きは、空を近くに感じられ、開放感あふれるものでした。本上さんは山頂から望む中国山地の雄大なパノラマや、山肌に刻まれた人々の営みの歴史に触れ、この土地ならではの山の魅力を満喫しました。目指す雲月山山頂への期待がさらに高まる山歩きとなりました。
※「そこに山があるから」は、 TVerにて無料配信中!(期間限定)
今回は本上まなみさんが、広島県と島根県の県境にまたがる雲月山(うづきやま)を目指します。山全体が笹原の草原に覆われており、開放的な稜線歩きが楽しめます。中国山地の原風景ともいえる雄大な景色の中、本上さんはどんな山の魅力を発見するのでしょうか。
■中国山地の原風景 草原の展望台
まず本上さんは、雲月山全体を見渡せる展望スポットへ向かいます。そこには、人の手によって守られてきた美しい草原の風景が広がっていました。
▼山一面に広がる大草原
広島県北広島町にある雲月山は、標高911m。山全体が草原に覆われているのが特徴で、300種類以上の植物が自生し、国定公園にも指定されています。地域によっては「うづつきやま」や「うんげつざん」とも呼ばれ、地元の人々に愛されている山です。本上さんは、この開放的な草原歩きを楽しみにしていました。
▼展望台から望む雲月山のパノラマ
駐車場から少し登ったところにある展望台に到着すると、目の前には雲月山の広大な草原が広がります。「気持ちいい!」と声を上げる本上さん。空に浮かぶ雲の影が、広大な緑のキャンバスの上をゆっくりと流れていく様子は、まるで生きているかのようです。優しい色合いの風景に、心が和みます。
▼野焼きが守る美しい景観
この美しい草原の景観は、毎年4月に行われる「山焼き」によって保たれています。かつては牛を飼うための草場を整える目的でしたが、現在では生態系の保全を目的として続けられています。焼かれた草が次の植物の栄養となり、豊かな自然の循環を生み出しているのです。この営みこそが、中国山地の原風景を守り続けています。
■山肌を見ながら歩く笹原の急登
いよいよ本格的な登山開始。春の息吹を感じながら、笹原の急な斜面を登っていきます。
▼春の訪れを告げる草花

登山道脇には、春の訪れを感じさせる植物がたくさん見られます。本上さんは、これから紅紫色の花を咲かせるミツバツツジの可愛らしい芽を見つけました。また、かつてこの地域で盛んだった「たたら製鉄」の燃料として多くの落葉樹が植えられ、今もその名残を見ることができます。中には、枝先が赤みを帯びたカエデの仲間も。冬枯れの景色の中に、生命の彩りが芽吹き始めています。
▼岩倉山への急登と春の恵み
最初のピーク、岩倉山へ向かう道は、笹原の急な登り坂。足元に注意しながら一歩一歩進むと、ヨモギやフキノトウといった春の恵みがあちこちに顔を出していました。「かわいい!」と、思わぬ発見に顔がほころびます。中には立派に育ったフキノトウもあり、豊かな自然を感じさせます。
▼開放的な笹原の登山道
標高差100mほどの笹の急登は、視界を遮る樹木が少ないため、非常に開放的です。登るにつれてどんどん景色が開け、振り返れば歩いてきた道や遠くの山々が見渡せます。青空も広がり始め、気持ちの良い稜線歩きが続きます。
■中国山地の大パノラマ
急登を乗り越え、最初のピーク・岩倉山へ。山頂からは、中国山地の山々を見渡す壮大なパノラマが待っていました。
▼岩倉山山頂からの絶景
登山開始から約50分、標高884mの岩倉山山頂に到着。山頂からは、南側に広島県と島根県の県境に連なる中国山地の山々が一望できます。幾重にも重なる山々の稜線が描くグラデーションは、まさに絶景です。
▼大江高山と三瓶山を望む
山頂からは、特徴的な山々を遠望できます。4つのピークが連なる印象的な山は「大江高山」。そして、その奥に霞んで見える大きな山が、中国山地で数少ない活火山である「三瓶山」です。三瓶山の山頂には、火山地形であるカルデラが見られます。
▼旧芸北町の町章と歴史の跡
山頂からは、旧芸北町の町章をかたどって植林された森も見ることができます。地元への愛が感じられるユニークな光景です。さらに別の展望スポットからは、「たたら製鉄」で使われた水路の跡や、放牧されていた牛の通り道も確認でき、山と人々の営みの歴史に思いを馳せました。
今回は、雲月山の前衛峰である岩倉山まで登りました。どこまでも続くかのような笹原の稜線歩きは、空を近くに感じられ、開放感あふれるものでした。本上さんは山頂から望む中国山地の雄大なパノラマや、山肌に刻まれた人々の営みの歴史に触れ、この土地ならではの山の魅力を満喫しました。目指す雲月山山頂への期待がさらに高まる山歩きとなりました。
※「そこに山があるから」は、 TVerにて無料配信中!(期間限定)