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放送内容

#64

星ヶ城山(ほしがじょうざん)

前回に引き続き、香川県の小豆島(しょうどしま)で「しま山」登山を楽しむ本上さん。
今回、登るのは星ヶ城山。瀬戸内海で最も標高の高い山です。
 
まずはロープウェイでおよそ1kmの空中散歩。このロープウェイからは
日本三大渓谷美と称される寒霞渓(かんかけい)を眺めることができます。
奇岩の数々が織りなす雄々しい光景を、本上さんも食い入るように見つめます。
さらに、ロープウェイの山頂駅からほど近い展望台からは、寒霞渓と瀬戸内海を
一度に拝める絶景が!
 
そして山中には、本上さんが愛してやまない苔が約1kmに渡って続く苔の道や、
南北朝期に築かれた山城の遺構が多数残されていて、見どころがたっぷり!
 
標高816mの星ヶ城山の山頂からは、約40km離れた淡路島も望むことができました。
 
星ヶ城山(ほしがじょうざん)
香川県小豆島町
標高816m

 


 

今回登る山・皇踏山、星ヶ城山(小豆島)
前回、皇踏山(おうとざん)を登った本上まなみ。今回は、島の東側にそびえる星ヶ城山(ほしがじょうざん)を登る。
瀬戸内海最高峰の星ヶ城山は標高816m。南北朝時代にはこの山に城が築かれ、山中にその形跡が点在している。
登山ルートは「寒霞渓ロープウェイ」で山頂駅へ。鷹取展望台に立ち寄った後、星ヶ城山山頂を目指す!

 

星ヶ城山の情報はこちら(YAMAP)
https://yamap.com/mountains/9853

 

寒霞渓ロープウェイ公式サイト:https://www.kankakei.co.jp/

 

日本三大渓谷美を眺める空中散歩
寒霞渓ロープウェイは、距離917m・標高差317mを約5分で運行する。ロープウェイからは約1300万年前の火山活動や、その後の地殻変動・風化などで作られ、“日本三大渓谷美”の一つと称される「寒霞渓」を望むことができる。
山頂駅近くの展望台からは、渓谷・海・空を一度に拝むことができた!

 

しま山の環境が生んだ苔の道
芝生の急登を抜け、星ヶ城山の手前にある三笠山山頂に到着。星ヶ城山山頂へ続く尾根道は、海風が当たることで湿度が常に高く保たれ、苔が多く生息している。岩に生えていたアオギヌゴケ属は、茎が這うように伸びて細長い葉をつけることが特徴。
ウグイスのさえずりに耳を傾けつつ、山頂へ向かう。オスは季節によって鳴き方が変化するという。

 

瀬戸内海最高峰の光景
山中に祀られている「阿豆枳島神社」は、日本最古の書物「古事記」にも記されている。
星ヶ城山山頂には、昭和中期に作られたという石のオブジェが!振り返ると、瀬戸内海の東側が広がる大パノラマと、約40km離れた淡路島の姿を望むことができた!