番組表

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放送内容

#80

大山(だいせん)前編

今回、本上さんが登るのは鳥取県の大山。
標高1,729mと中国地方の最高峰で、“東の富士山、西の大山”と称されるほど登山者に愛される名山です。
最高峰の剣ヶ峰は崩落により立ち入り禁止のため、標高1,709mの弥山(みせん)が一般的な山頂とされています。
 
登山口がある大神山神社の奥宮までは、およそ750mに渡る日本一長い石畳が続きます。信仰の山である大山にふさわしい静寂な雰囲気から登山が始まります。
 
登山道に入ると実をつけ、秋の装いをした植物たちが本上さんを迎えます。
多種多様な植物が生息する大山、特に西日本最大級の広さを誇るブナの天然林は紅葉の見頃を迎えていました。
さらに、“元谷”という堰堤からは雄々しい大山の岩壁と紅葉の見事なコントラストが広がっていました。
 
そして、1時間以上続く階段を登った先にある展望スポットからは、日本海を一望する圧巻の光景が待っていました。
 
大山(だいせん)
鳥取県西部
標高:1,709m(弥山)

 


 

今回登る山・大山(鳥取県)
今回は本上まなみが大山(だいせん)に登る。
鳥取県にそびえる大山は標高1,729m。剣ヶ峰を主峰に複数のピークを持ち、「東の富士山、西の大山」と称されるほど登山者に愛されている。最高峰である剣ヶ峰は崩落の影響で立ち入り禁止のため、標高1,709mの弥山が一般的な山頂とされている。
登山ルートは大神山神社の参道を通り、行者登山口へ。急登が続くブナ林や見晴らしの良い6合目の避難小屋を経て山頂を目指す!

 

大山の情報はこちら(YAMAP)
https://yamap.com/mountains/5060

 

圧巻の絶壁が広がる“元谷”
登山者が麓から石を1つずつ山頂に運ぶ活動「一木一石運動」に参加するため、苔の付いた石を拾った本上。大神山神社の奥宮まで続く約700mにわたる日本最長の石畳を進み、行者登山口へ。
道中で多種多様な植物を見つけつつ、山くずれ・土砂流出防止のために築かれた堰堤「元谷」に到着!元谷からは「北壁」と呼ばれる岩肌がむき出しになった大山と、辺り一面を彩る紅葉を見ることができた。

 

日本屈指の紅葉が彩るブナ林
階段を上りながら樹林帯を進む本上を、紅葉を迎えたブナ林がお出迎え!3,000ヘクタール以上と西日本最大級の広さで、10月下旬~11月初旬が紅葉の見頃だという。

 

眼下に広がる紅葉
避難小屋のある大山の6合目に到達した本上。展望所としても人気のこの場所からは、北壁をより間近に見ることができる。眼下に紅葉したブナ林、さらには大山町と日本海を一望することができた!
次回はこの場所から、大山の頂を目指す!