番組表

放送内容

#214

軍刀利山〜茅丸(ぐんだりやま〜かやまる)前編

今回、南沢奈央さんが登るのは、山梨県上野原市と東京都西多摩郡の境に位置する軍刀利山。山頂には軍刀利神社があり、古くから軍神として信仰を集めてきた、歴史と神秘に包まれた山です。
 
山梨県側の熊倉山登山口から歩き始めると、ほどなくして斜面が現れ、豊かな木々に包まれた森の中へ。雨上がりのこの日は、木々の葉がたっぷりと水分を含み、森の中にはしっとりとした空気が漂います。
湿度が高い環境下で南沢さんの山行を楽しませてくれたのは、色も形も様々なたくさんのキノコたち。カレエダタケやチシオタケ、フクロツチガキなど次々と姿を現す個性豊かなキノコを見つけながらゆっくりと歩を進め辿り着いたのは、“笹尾根”と呼ばれる尾根道。標高1000m前後の山々が連なるこの笹尾根は、三頭山から高尾山までおよそ33kmにわたって続く縦走路としても知られています。
 
笹に縁取られた心地よい尾根道を進みながら、アップダウンを繰り返し、熊倉山、軍茶利山と2つのピークを越えていきます。そして、軍刀利山の山頂へ。そこに静かに鎮座していたのは、軍刀利神社の元社です。山の中腹には奥の院、山麓には本殿があり、山そのものが長い信仰の歴史を今に伝えています。かつて武田信玄が、自ら描いた水仙の絵を奉納したとも伝わる軍刀利神社。戦国時代には軍神として名を知られ、多くの武将たちから篤く信仰されたといいます。長い時を刻んできたこの山で、南沢さんが見つけたのは、一体どんな景色だったのでしょうか。
 
軍刀利山(ぐんだりやま)
山梨県と東京都の境
標高:950m