番組表

動画公開のお知らせ

『BS朝日 日曜スクープ』放送内容を動画公開します。
生放送でお伝えするニュース解説を放送終了後、ネットで動画公開します。
もう一度、ご覧になりたい方、見逃してしまった方、是非ともご利用ください。


■『BS朝日 日曜スクープ』9月24日の放送内容は現在、公開中です。
【ロシア黒海艦隊攻撃】幹部含む死傷者“クリミア半島”防空に脆弱性◆日曜スクープ◆
ウクライナ軍が東部戦線でバフムト南部の重要集落クリシチフカ、アンドリイフカを奪還するなど快進撃の展開を見せている。ゼレンスキー大統領は「我々はバフムト占領を解除する。あと2都市の占領を解除する」と述べた。ウクライナ軍は、精鋭部隊「第72独立自動車部隊」と「第31空挺旅団」、「第83空挺旅団」を壊滅させ、ロシア軍の戦闘能力を低下させた。米シンクタンク・戦争研究所は19日、「バフムト南部におけるウクライナ軍の砲兵部隊の正確さと精度が高まっており、ロシア軍の前進に対して安全に砲撃が可能となった」と分析した。

ウクライナ軍は22日、ロシアが一方的に併合した南部クリミア半島のセバストポリ近郊にある「ロシア黒海艦隊司令部」を攻撃、少なくとも9人が死亡、16人が負傷した。ザポリージャ駐留、ロシア軍司令官ロマンチュク大将、また、ザポリージャ駐留、ロシア軍参謀長ツェコフ准将など重要な司令官が含まれていた。ロシア黒海艦隊のソコロフ司令官が死亡したとも伝えられた。ロシア軍の地対空ミサイル「S400」が破壊されるなど、ウクライナ軍の攻撃により、クリミア半島におけるロシア軍の防衛システムの脆弱性が浮き彫りとなった。ウクライナ軍は20日夜から21日未明にかけて、ロシア軍の戦闘機12機が配備されていた「サキ飛行場」を攻撃し、ロシア側に深刻な打撃を与えたと発表していた。
 
★ゲスト:渡部悦和(元陸上自衛隊東部方面総監)、佐々木正明(大和大学教授)
★アンカー:末延吉正(ジャーナリスト/東海大学教授)
 
放送内容の動画はこちらからご覧いただけます。
⇒ テレ朝news
⇒ ANNnewsCH
(公開期間は放送から2週間です)
 
【支援継続に結束確認】下院議長が“演説拒否“保守強硬派が握る鍵は◆日曜スクープ◆
大規模反転攻勢が重要局面に差し掛かる中、ウクライナは継続的な軍事支援の確保に向け正念場を迎えた。バイデン米大統領は21日、首都ワシントンを訪問したゼレンスキー大統領と会談し、「米国民はできることを全てやる決意だ」と述べた。米国は首脳会談に合わせて、3.25億ドル(約480億円)の新たな軍事支援を発表。長距離ミサイル「ATACMS」の供与は今回、見送ったが、米NBCは、バイデン米大統領がウクライナのゼレンスキー大統領に対し、「ATACMS」を少数供与する方針を伝達したと報じた。引き渡しの時期は不明という。
 
ゼレンスキー大統領は21日、米連邦議会の与野党トップと会談し、「支援を得られなければ戦争に負ける」と協力を要請した。会談後、上院・民主党トップのシューマー院内総務と共和党トップのマコネル院内総務が、ゼレンスキー大統領と写真撮影を行い、超党派での支援を印象付けたが、共和党のマッカーシー下院議長はメディアのカメラの前には姿は見せなかった。昨年12月、ゼレンスキー大統領が訪米した際、与野党議員に熱烈な歓迎を受け、連邦議会で演説を行った。ゼレンスキー大統領は、今回の訪米でも議会演説を希望したが、マッカーシー下院議長が断った。共和党内の一部、保守強硬派が支援継続に反対している背景が指摘されている。共和内でマッカーシー氏の下院議長就任に反対してきたのは、トランプ前大統領に近い保守強硬派「フリーダム・コーカス」に所属する議員が多かった。ウクライナ支援を支える巨額予算の継続に慎重姿勢を示す「フリーダム・コーカス」が、キャスティングボートを握るとともに、マッカーシー下院議長の言動に多大な影響を与えている。
 
★ゲスト:渡部悦和(元陸上自衛隊東部方面総監)、前嶋和弘(上智大学教授)
★アンカー:末延吉正(ジャーナリスト/東海大学教授)
 
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(公開期間は放送から2週間です)

 



■『BS朝日 日曜スクープ』9月10日の放送内容は現在、公開中です。
【熊谷6人殺害国賠訴訟】上告理由書を提出“警察裁量”不当性の存否◆日曜スクープ◆
2015年に埼玉県熊谷市で男女6人が殺害された事件で、妻と娘2人の殺害は県警の近隣住民への注意喚起が不十分として、遺族の加藤裕希さん(50)が5日、最高裁判所に上告審として受理することを求める理由書を提出した。今年6月、加藤さんが県に約6400万円の損害賠償を求めた国家賠償請求は、控訴審で棄却されていた。最高裁で上告が受理されて審理の対象となるのは2022年の場合、1.3%の狭き門だった。
 
訴えによると、当時、埼玉県警は熊谷署から逃走中だったペルー国籍のナカダ・ルデナ・バイロン・ジョナタン受刑者を、最初の殺人事件の「参考人」として全国に手配していた。ジョナタン受刑者の逃走については、加藤さんの事件が起きるまで、埼玉県警は明らかにしていなかった。1審のさいたま地裁は昨年4月、埼玉県警の情報提供に違法性はないとして、原告の訴えを棄却。昨年10月に始まった控訴審では1審と同様、事件の発生について予想可能かどうかという、警察が予め知り得る「予見可能性」、また、その「予見可能性」に基づく「結果回避義務」の存否が争点となったが、東京高裁は今年6月、危険の切迫性を認めながらも、重大事件が発生した初期段階で捜査の状況に応じて、地域住民にどの程度の情報を提供するかは警察の裁量に委ねられている」と判示し、控訴を棄却していた。
 
加藤さん側が提出した理由書によると、埼玉県警幹部は「屋外の通り魔事件であれば1件発生しただけで連続発生を想定すべきであり、屋内事件であれば2件続けて発生しない限り連続発生を想定できない」とする、いわゆる「1件2件論」を主張する。しかし、加藤さん側は「1件2件論」は警察庁が否定しており、また、裁判例や法律文献もなく、その主張の信用性を吟味することなく、埼玉県警幹部の証言を鵜呑みにした控訴審の判決理由に不備があると訴えている。今回の理由書の提出を受けて、加藤さんは「どうにか公正な判断を司法に求めて、勝訴に向けて頑張っていければとは思います」と現在の心境を語った。
 
▽埼玉・熊谷6人殺害事件
2015年9月に、住宅3軒で男女6人が殺害された事件。強盗殺人などの罪に問われたナカダ・ルデナ・バイロン・ジョナタン受刑者は2018年3月、1審・さいたま地裁で死刑判決。東京高裁は19年12月、心神耗弱を理由に1審判決を破棄、無期懲役を言い渡した。検察側は上告を見送った。最高裁が20年9月、無罪を主張する弁護側の上告を棄却、無期懲役の高裁判決が確定した。
 

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■『BS朝日 日曜スクープ』8月13日の放送内容は現在、公開中です。
【玉本英子ルポ破壊された街】砲撃の連続で“民間人犠牲”戦禍の現実◆日曜スクープ◆
遠方から砲声が鳴り響き、砲弾が降り注ぐ街で、殺戮と破壊の連鎖が続く。ジャーナリスト・玉本英子氏(アジアプレス)は、今年5月初旬にウクライナに入った。ザポリージャ州南部の戦闘地域から約7キロ離れたオリヒウ市内は、ロシア軍による砲撃と大型爆弾の投下で、住宅や学校などが無残に破壊されていた。約9割の住民が避難で街を離れたが、約200人が避難する学校を取材した玉本氏は、戦争の理不尽に耐えながら生活を余儀なくされる住民の苦難を目撃する。玉本氏が取材した翌月、ウクライナ軍は、このオリヒウを拠点に、大規模反転攻勢に着手した。また、昨年8月、玉本氏は南部ヘルソン州での取材で、ウクライナ軍の隊長と出会った。だが、今回の取材中、玉本氏に悲報が届く。激戦地バフムトに転戦した隊長は、塹壕で砲弾を受け亡くなった。ジャーナリスト・玉本英子氏は今回の取材を通じて、戦禍の日常と現実にどう向き合ったのか。ロシアの侵略により、市民が受けた痛苦と不条理を伝える。
 
★ゲスト:玉本英子(ジャーナリスト/アジアプレス)
★アンカー:杉田弘毅(共同通信社特別編集委員)
 
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【ウクライナ玉本英子ルポ①】南部“最前線の街”激化するロシア砲撃◆日曜スクープ◆
ジャーナリストの玉本英子氏(アジアプレス所属)が戦禍のウクライナを現地取材。南部ザポリージャ州のオリヒウでは今年5月、ロシア軍による砲撃が絶え間なく続いていた。戦闘地域から7キロの“最前線の街”だ。取材の翌月には、ウクライナ軍がこのオリヒウを拠点に、反転攻勢に着手している。玉本氏が取材した時点でも、学校や住宅など、至るところに砲撃の跡があり、高齢者ら、避難できなかった住民が、数少ない残った建物に身を寄せていた。そこで住民たちが祈っていたことは…。さらに玉本氏は、複数のウクライナ軍の検問所を通過し、戦闘地域により近いマラ・トクマチカにも向かった。
 
★ゲスト:玉本英子(ジャーナリスト/アジアプレス)
★アンカー:杉田弘毅(共同通信社特別編集委員)
 
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【ウクライナ玉本英子ルポ②】ヘルソン州“奪還”後も苦難…庭に砲弾◆日曜スクープ◆
ジャーナリストの玉本英子氏(アジアプレス所属)が戦禍のウクライナを現地取材。ヘルソン州のドニプロ川西岸からロシア軍が撤退したのは去年11月。玉本氏は今年5月にヘルソン市内を訪れたが、ロシア軍からの砲撃が続き、市内の人影は少ない。玉本氏は、ロシア軍撤退前の去年8月、ヘルソン市郊外の集落を取材しており、今年6月に再訪すると、避難していた住民の一部が帰還していた。しかし、庭先には砲弾が残り、電気や水道などのインフラも復旧はこれからだ。さらに、取材中の玉本氏に悲報が届いた。去年8月の取材を受け入れたウクライナ軍の隊長が激戦地バフムトに転戦し、戦死したのだ…。
 
★ゲスト:玉本英子(ジャーナリスト/アジアプレス)
★アンカー:杉田弘毅(共同通信社特別編集委員)
 
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【ウクライナ玉本英子ルポ③】集合住宅まで崩壊…起きなかった奇跡◆日曜スクープ◆
ジャーナリストの玉本英子氏(アジアプレス所属)が戦禍のウクライナを現地取材。ウクライナ中部の都市ウマニは今年4月末、集合住宅がロシア軍のミサイル攻撃を受けて崩落した。午前4時の攻撃で、子ども6人を含む23人が命を奪われている。その翌月、玉本氏が現地を訪れると、犠牲者23人の写真が掲げられ、多くの子どもたちが友達の写真を見つめていた。6階に住んでいたヘレナさん(53)は、娘夫婦と暮らしていたと言う。ヘレナさんは、別の部屋で寝ていた娘夫婦の無事を祈り、奇跡を願ったのだが…。
 
★ゲスト:玉本英子(ジャーナリスト/アジアプレス)
★アンカー:杉田弘毅(共同通信社特別編集委員)
 
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