番組表

動画公開のお知らせ

『BS朝日 日曜スクープ』放送内容を動画公開します。
生放送でお伝えするニュース解説を放送終了後、ネットで動画公開します。
もう一度、ご覧になりたい方、見逃してしまった方、是非ともご利用ください。

 


■『BS朝日 日曜スクープ』2月11日の放送内容は現在、公開中です。
【盛山文科大臣の答弁迷走】旧統一教会の接点“野党追及”自民・裏金問題の全容解明は
政府が「政治とカネ」の問題への対応に苦慮する中、宗教法人を所管する盛山正仁文科大臣と旧統一教会との間で、接点があるとの疑いが浮上した。8日に開かれた衆院予算委員会で、盛山氏は、野党からの質問に対して、推薦確認書へのサイン有無について、「全く記憶にございません」と答弁した。盛山氏は6日に、「はっきりした記憶がない」と発言、7日には、「うすうす思い出してきた」と自身の認識を示していた。
 
また、衆院予算委で盛山氏は、2021年の衆議院選挙の際に、旧統一教会の関連団体から選挙支援を受けたかについては、「当該団体に選挙支援を依頼した事実はない」と釈明。2021年に行われた旧統一教会側の集会参加について、盛山氏は、「集会の存在を認識していたので、7日に自民党に報告した」と述べた。岸田総理は9日の衆院予算委で、盛山氏の更迭を否定したうえで、「任命時から今の時点、未来にかけて盛山文科大臣は旧統一教会及び関連団体との関係は完全に絶たれている」と述べ、続投させる方針を示した。盛山氏は昨年10月に、文科大臣として教団の解散命令を東京地裁に請求した。東京地裁は22日に、両者の意見を聞く審問を開く予定。
 
自民党派閥の裏金問題を巡って、国対委員長を辞任した高木毅氏は6日、自身の資金管理団体に関する2020~22年分の政治資金収支報告書を訂正した。安倍派から寄付されたとされる3年間の還流分865万円を収入として、収支報告書に追記した。支出については、政治活動として「会合費」、「お品代」、「交通費」とされていたが、詳細な金額、支出の時期、支払先の情報は不明としていた。
 
「政治と金」を巡り、国会で論戦が続く。1月29日の衆院予算委で、二階俊博元幹事長が受け取った約50億円の政策活動費の使い道について、立憲民主党の階猛衆院議員が追及した。階議員は、「50億円以上の金額をどうやって使うのか。やましいことがないなら、速やかに使途を公表すればいい」と厳しく指摘した。これに対して、岸田総理は、「政治活動の自由に関わる問題。各党各会派の全国会議員が共通のルールで内容を明らかにするなどの取り組みが必要である」と説明した。政治資金規正法によると、政党から個人に支出される政策活動費については、使途の公表義務はない。

 
★ゲスト:岩井奉信(日本大学名誉教授)、久江雅彦(共同通信編集委員兼論説委員)
★アンカー:杉田弘毅(共同通信社特別編集委員)
 
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(公開期間は放送から2週間です)

 
 
【再選視野にトランプ始動】元FOX司会者“プーチン会見”米予算案の阻止に向け圧力
共和党候補者選びで3連勝するトランプ氏は、米大統領選の指名獲得が有力視される中、早くも再選を視野に入れたとする動きなのか。米テレビ「FOXニュース」の元看板司会者タッカー・カールソン氏は6日、モスクワ滞在中にプーチン大統領へ単独インタビューを行った。大統領府クレムリンで収録された2時間に及ぶインタビュー動画が8日に公開された。プーチン氏はウクライナ侵攻について、「終わらせたいのなら、米国が武器の供給を止めなければならない。戦争は数週間以内に終わる」と停戦の用意があることを明らかにした。また、昨年、ロシアで拘束された米経済紙「ウォール・ストリート・ジャーナル」に所属するエバン・ゲルシュコビッチ記者について、プーチン氏は、「解放で合意する可能性がある」と語った。
 
米上院は7日、南部国境における警備強化をはじめ、ウクライナ及びイスラエル向けの支援パッケージに関する超党派の法案に関する採決を行った。共和党議員が反対票を投じたために、法案は否決された。同法案は上院の民主、共和両党が数カ月の協議を経て、4日に合意に至っていた。同法案の予算総額1180億ドル(17兆6400億円)で、ウクライナ支援に600億6000万ドル(約9兆円)、イスラエル支援に141億ドル(約2兆1000億円)、また、南部国境警備に202億8000万ドルが盛り込まれていた。トランプ前大統領は自身のSNSで、与野党合意案に反対を呼びかけていた。
 
★ゲスト: 前嶋和弘(上智大学教授)、小谷哲男(明海大学教授)
★アンカー: 杉田弘毅(共同通信社特別編集委員)
 
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(公開期間は放送から2週間です)

 



■『BS朝日 日曜スクープ』9月10日の放送内容は現在、公開中です。
【熊谷6人殺害国賠訴訟】上告理由書を提出“警察裁量”不当性の存否◆日曜スクープ◆
2015年に埼玉県熊谷市で男女6人が殺害された事件で、妻と娘2人の殺害は県警の近隣住民への注意喚起が不十分として、遺族の加藤裕希さん(50)が5日、最高裁判所に上告審として受理することを求める理由書を提出した。今年6月、加藤さんが県に約6400万円の損害賠償を求めた国家賠償請求は、控訴審で棄却されていた。最高裁で上告が受理されて審理の対象となるのは2022年の場合、1.3%の狭き門だった。
 
訴えによると、当時、埼玉県警は熊谷署から逃走中だったペルー国籍のナカダ・ルデナ・バイロン・ジョナタン受刑者を、最初の殺人事件の「参考人」として全国に手配していた。ジョナタン受刑者の逃走については、加藤さんの事件が起きるまで、埼玉県警は明らかにしていなかった。1審のさいたま地裁は昨年4月、埼玉県警の情報提供に違法性はないとして、原告の訴えを棄却。昨年10月に始まった控訴審では1審と同様、事件の発生について予想可能かどうかという、警察が予め知り得る「予見可能性」、また、その「予見可能性」に基づく「結果回避義務」の存否が争点となったが、東京高裁は今年6月、危険の切迫性を認めながらも、重大事件が発生した初期段階で捜査の状況に応じて、地域住民にどの程度の情報を提供するかは警察の裁量に委ねられている」と判示し、控訴を棄却していた。
 
加藤さん側が提出した理由書によると、埼玉県警幹部は「屋外の通り魔事件であれば1件発生しただけで連続発生を想定すべきであり、屋内事件であれば2件続けて発生しない限り連続発生を想定できない」とする、いわゆる「1件2件論」を主張する。しかし、加藤さん側は「1件2件論」は警察庁が否定しており、また、裁判例や法律文献もなく、その主張の信用性を吟味することなく、埼玉県警幹部の証言を鵜呑みにした控訴審の判決理由に不備があると訴えている。今回の理由書の提出を受けて、加藤さんは「どうにか公正な判断を司法に求めて、勝訴に向けて頑張っていければとは思います」と現在の心境を語った。
 
▽埼玉・熊谷6人殺害事件
2015年9月に、住宅3軒で男女6人が殺害された事件。強盗殺人などの罪に問われたナカダ・ルデナ・バイロン・ジョナタン受刑者は2018年3月、1審・さいたま地裁で死刑判決。東京高裁は19年12月、心神耗弱を理由に1審判決を破棄、無期懲役を言い渡した。検察側は上告を見送った。最高裁が20年9月、無罪を主張する弁護側の上告を棄却、無期懲役の高裁判決が確定した。
 

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■『BS朝日 日曜スクープ』8月13日の放送内容は現在、公開中です。
【玉本英子ルポ破壊された街】砲撃の連続で“民間人犠牲”戦禍の現実◆日曜スクープ◆
遠方から砲声が鳴り響き、砲弾が降り注ぐ街で、殺戮と破壊の連鎖が続く。ジャーナリスト・玉本英子氏(アジアプレス)は、今年5月初旬にウクライナに入った。ザポリージャ州南部の戦闘地域から約7キロ離れたオリヒウ市内は、ロシア軍による砲撃と大型爆弾の投下で、住宅や学校などが無残に破壊されていた。約9割の住民が避難で街を離れたが、約200人が避難する学校を取材した玉本氏は、戦争の理不尽に耐えながら生活を余儀なくされる住民の苦難を目撃する。玉本氏が取材した翌月、ウクライナ軍は、このオリヒウを拠点に、大規模反転攻勢に着手した。また、昨年8月、玉本氏は南部ヘルソン州での取材で、ウクライナ軍の隊長と出会った。だが、今回の取材中、玉本氏に悲報が届く。激戦地バフムトに転戦した隊長は、塹壕で砲弾を受け亡くなった。ジャーナリスト・玉本英子氏は今回の取材を通じて、戦禍の日常と現実にどう向き合ったのか。ロシアの侵略により、市民が受けた痛苦と不条理を伝える。
 
★ゲスト:玉本英子(ジャーナリスト/アジアプレス)
★アンカー:杉田弘毅(共同通信社特別編集委員)
 
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【ウクライナ玉本英子ルポ①】南部“最前線の街”激化するロシア砲撃◆日曜スクープ◆
ジャーナリストの玉本英子氏(アジアプレス所属)が戦禍のウクライナを現地取材。南部ザポリージャ州のオリヒウでは今年5月、ロシア軍による砲撃が絶え間なく続いていた。戦闘地域から7キロの“最前線の街”だ。取材の翌月には、ウクライナ軍がこのオリヒウを拠点に、反転攻勢に着手している。玉本氏が取材した時点でも、学校や住宅など、至るところに砲撃の跡があり、高齢者ら、避難できなかった住民が、数少ない残った建物に身を寄せていた。そこで住民たちが祈っていたことは…。さらに玉本氏は、複数のウクライナ軍の検問所を通過し、戦闘地域により近いマラ・トクマチカにも向かった。
 
★ゲスト:玉本英子(ジャーナリスト/アジアプレス)
★アンカー:杉田弘毅(共同通信社特別編集委員)
 
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【ウクライナ玉本英子ルポ②】ヘルソン州“奪還”後も苦難…庭に砲弾◆日曜スクープ◆
ジャーナリストの玉本英子氏(アジアプレス所属)が戦禍のウクライナを現地取材。ヘルソン州のドニプロ川西岸からロシア軍が撤退したのは去年11月。玉本氏は今年5月にヘルソン市内を訪れたが、ロシア軍からの砲撃が続き、市内の人影は少ない。玉本氏は、ロシア軍撤退前の去年8月、ヘルソン市郊外の集落を取材しており、今年6月に再訪すると、避難していた住民の一部が帰還していた。しかし、庭先には砲弾が残り、電気や水道などのインフラも復旧はこれからだ。さらに、取材中の玉本氏に悲報が届いた。去年8月の取材を受け入れたウクライナ軍の隊長が激戦地バフムトに転戦し、戦死したのだ…。
 
★ゲスト:玉本英子(ジャーナリスト/アジアプレス)
★アンカー:杉田弘毅(共同通信社特別編集委員)
 
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【ウクライナ玉本英子ルポ③】集合住宅まで崩壊…起きなかった奇跡◆日曜スクープ◆
ジャーナリストの玉本英子氏(アジアプレス所属)が戦禍のウクライナを現地取材。ウクライナ中部の都市ウマニは今年4月末、集合住宅がロシア軍のミサイル攻撃を受けて崩落した。午前4時の攻撃で、子ども6人を含む23人が命を奪われている。その翌月、玉本氏が現地を訪れると、犠牲者23人の写真が掲げられ、多くの子どもたちが友達の写真を見つめていた。6階に住んでいたヘレナさん(53)は、娘夫婦と暮らしていたと言う。ヘレナさんは、別の部屋で寝ていた娘夫婦の無事を祈り、奇跡を願ったのだが…。
 
★ゲスト:玉本英子(ジャーナリスト/アジアプレス)
★アンカー:杉田弘毅(共同通信社特別編集委員)
 
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