番組表

放送内容

アメリカンテイストと古民家が意外とイケてる厚木の家

今回訪ねたのは、神奈川県厚木市にある推定築250年の古民家を住居兼カフェにリモデルしたO邸。店名は『鐡馬厩(てつまや)』。これはバイク乗りの間でアイアンホース(鉄の馬)と呼ばれる「ハーレーダビッドソン」に由来していて、Oさんご夫妻はともにハーレーに乗っています。出会いもバイクショップ主催のツーリングでした。結婚後は都内のアパートに暮らしていましたが、長年の夢だったライダーが立ち寄れるカフェを開くため、一緒に脱サラし、奥様の地元の厚木で物件探しをスタート。厚木は、山中湖や富士吉田に通ずる「道志みち」があり、多くのライダーたちが通るため、ツーリングスポットになるカフェを開くにはちょうど良い場所でした。そんな厚木で見つけたのは、江戸時代に建てられた元は養蚕農家だった住居。今までも何度かリフォームされていましたが、今回のリモデルで当初の古民家の雰囲気を取り戻しつつ、ハーレーダビッドソンやそのグッズなどアメリカンテイストが馴染む、遊び心あふれる家に生まれ変わりました。

次回放送予定

懐かしい蚊帳の生地がゆらめく 変幻自在な我孫子の家

千葉県、我孫子市。江戸時代の初期、水戸街道沿いに宿場町ができると交通の要衝として発展。明治の終わり頃には、風光明媚な手賀沼のほとりに別荘が建ち始め、志賀直哉、柳宗悦、武者小路実篤といった白樺派の文人たちが移住。『暗夜行路』など多くの名作が生まれました。
 
今回は、我孫子市内に建つ築48年の団地に新たな部屋を購入し、リモデルされた建築家ご夫妻を訪ねます。

番組概要

辰巳琢郎の家物語 リモデル☆きらり

リフォームすることで新しいライフスタイルを楽しむ「リモデル」により、その人らしい素敵な住まいを実現した人がいます。番組では建築通として知られる俳優の辰巳琢郎が、「リモデル」によって素敵な夢を叶えた人たちを訪ねリモデルの魅力について伺っていきます。

ナビゲーター

辰巳琢郎 (たつみ たくろう)

俳優としてだけでなく、プロデューサー、演出家として、’80年代前半の学生演劇ブームを創出。
卒業と同時にNHK朝の連続テレビ小説『ロマンス』にて全国区デビュー。
以来、知性・品格・遊び心と三拍子揃った俳優として、テレビ、舞台、映画だけでなく、クラシックコンサートの司会、海外旅行のプロデュースなど幅広く活躍。
執筆活動も精力的にこなし、「やっぱり食いしん坊な歳時記」「日本ワイン礼讃」などの著書がある。
日本のワインを愛する会会長。観光庁アドバイザー。国連WFP協会顧問。日本棋院評議員。日本ソムリエ協会名誉ソムリエ。
近畿大学文芸学部客員教授。日本芸術学園理事。
大阪市出身。