故郷の愛知県瀬戸市にある青果市場を訪れます。父が毎日朝早くから、野菜や果物を仕入れるために通っていました。土本さんも小学生の頃は夏休みなどに仕入れについて行き、市場の活気ある競りを目にしていました。父が市場の運営で力を傾けた「公正さの維持」という思いを肌で感じ、土本さんの源流になっています。続いて、父に小学生の頃に通わされたそろばん塾へ。ここで身につけた暗算力と、「何でも１番でなければダメだ」という先生の指導が、のちにボストン大学ビジネススクールへの留学や、厳しさに挑戦する姿勢へとつながっていきました。三田寛子さんとともに土本さんの思い出の地をたどりながら、故郷や両親への思いを伺います。