番組表

放送内容

#125

JTB 代表取締役 社長執行役員 山北栄二郎 前編
東欧・北欧の市場開拓支えた 「博多っ子」の積極性

山北栄二郎さんの歩みをうかがうと、その『源流』には「博多っ子」の気質があります。生まれてから19年間を過ごした博多では、7月に街中が「山笠」で盛り上がります。祭りの最終日は子どもながらに夜通しで遊びました。博多は外へ向いている街で、訪れる外国人も多く、そこから得た国際感覚も合わさって、「自由で思い切りよく前向き」な姿勢が育ちます。早稲田大学へ進むと、英語部の活動に打ちこみ、英語で海外での仕事がしたいと、JTBの前身の日本交通公社に入社しました。2000年代に入ると、東欧・北欧の市場を開拓するために現地に赴任し、いろいろな会社を買収して拠点をつくります。文化や価値観の違いに直面しながらも、信頼を得ていくときに役に立ったのは、「博多っ子」としての『源流』からの流れでした。山北さんのビジネスパーソンとしての歩みをロングインタビューで振り返ります。