昭和偉人伝

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お知らせ

  • 5月3日(水)の放送は、休止いたします。
  • 5月10日(水)よる9:00より、2時間スペシャル「大衆の心に寄り添い続けた作曲家・船村 徹」をお送りします。

番組概要

昭和の偉人の波瀾万丈の生き方が自身の人生と重なる、繋がる、甦る!
昭和偉人伝

『昭和』国家壊滅の状態から未曾有の成長を遂げた類まれな時代。そこには、時代を牽引したリーダーがいました。輝くリーダーですが順風満帆ではありません。 独自取材と貴重な映像、いまだからこそ言葉にできる真実のインタビューを交えて綴る波瀾万丈の偉人伝です。『昭和』という時代がいまなお輝いて見えるのか、私たちの心に深く刺さるのか、偉人の後ろ姿から私たち自身を振り返ります。

【語り】
國村隼


次回放送予定

【2017年5月10日(水)放送】
大衆の心に寄り添い続けた作曲家・船村 徹

作曲家・船村徹は、村田英雄「王将」では堂々たる男の生きざまを、ちあきなおみや細川たかしなどの競作で知られる「矢切の渡し」では男と女の情愛を、そして、美空ひばり「みだれ髪」では切ない女の心情を、その旋律で見事に描ききった。ほかに、島倉千代子「東京だョおっ母さん」、北島三郎「なみだ船」、鳥羽一郎「兄弟船」など、5000を超える多彩な曲をさまざまな歌手に提供し、戦後の日本歌謡界に巨大な足跡を残した。
船村がこだわった歌作りの原点は、「大衆の心に寄り添う」ことだった。そこには、敗戦後まもなく入学した東洋音楽学校(現東京音楽大学)での、作詞家・高野公男との運命的な出会いがあった。茨城出身の高野は、栃木出身の船村に「働く人々の慰めになる音楽を作るべきだ」と熱く語り、「俺が茨城弁で詞を書くから、おまえは栃木弁で曲をつけろ」と激励した。共に地方出身者、都会でどん底の暮らしを強いられた2人は、洗練された詞や曲ではなく、大衆の心に寄り添う歌を目指したのである。
その代表作こそ、高野が作詞を、船村が作曲した、春日八郎「別れの一本杉」。この歌は当時、地方から集団就職などで都会に出てきた若者や多くの人々の心をとらえ大ヒット、「望郷歌謡」の先駆けとなった。しかし、同志の高野公男が結核で亡くなってしまう。高野26歳、船村24歳の時だった。その後も船村は高野との約束を守り、大衆の心に響く歌を作り続けた。
高野が亡くなった翌年、船村は1人の男と出会うことになる。後に、2人で多くのヒット曲を作り続けることになる作詞家・星野哲郎である。星野との運命の出会いとはどのようなものだったのか? また、船村が50曲以上作曲した美空ひばりとの歌作りを、「たたかい」と称した理由は何だったのか?
大衆の心に寄り添う歌作りを目指した作曲家・船村徹。その生涯を、代表的な作品と時代背景を探りながらひもとく2時間スペシャル


放送予定

放送日 タイトル
2017年5月17日(水) 東山魁夷
2017年5月24日(水) 山下敬二郎
2017年5月31日(水) 山野愛子