暦を歩く

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放送予定

2017年10月22日(日)

「旅愁」(広島県 尾道)

更けゆく秋の夜 旅の空の 侘しき思ひに一人なやむ

瀬戸内の静かな海に面した広島県尾道は、多くの小説や映画の舞台となってきました。林芙美子の「放浪記」もそのひとつ、冒頭は唱歌「旅愁」を歌う場面です。幼い頃から各地を転々としてきた芙美子にとって、十代の数年間を過ごした尾道は「故郷」だったに違いありません。夕暮れの風景が、郷愁を誘います。

番組概要

日本には四季がある、歌がある。

草木や花々、川の流れや空の色、多様な生きものたち、人々の日々の暮らしや祭り。
私たち日本人は、一年の時の移ろい=「暦」を四季折々の「歌」に織り込み、この国ならではの感性を磨いてきました。

歌い継がれてきた「和歌」や「俳句」、「唱歌」や「童謡」を口ずさむと去来する、どこか懐かしい思い。その思いはどこから来るのか…

「暦を歩く」は、私たちが愛唱してきた「歌」を通して、日本の風景を見つめ直す番組です。
それぞれの歌に息づく日本人の原風景を、一篇の詩のような美しい映像でお届けします。