番組表

放送内容

父と子の綱取り

大分県大分市で相撲に打ち込む小学生渡邉日翔さん(12)。
小学3年生から相撲を始めて、大分市内の大会や県内の大会で好成績を挙げ、道場の有望株に成長。そして去年は「わんぱく相撲全国大会」へ出場しました。優勝すれば横綱の称号が得られますが、惜しくも2位。悔し涙を流しました。
 
その日翔さんを、道場に送り迎えするなどサポートしているのが、日翔さんの父哲宏さん(43)です。哲宏さん自身も子どもの頃から相撲が大好き。日翔さんに家で指導することもありました。
 
ところが、去年9月、哲宏さんは脳出血で倒れてしまいます。入院は3か月に及び、日翔さんと会えない日が続きました。入院中は懸命のリハビリ。そして、右半身にまひが残るものの、歩行と車の運転ができるようになった哲宏さん。再び、日翔さんの送り迎えなどのサポートを始めます。また、少しでもよくなるようにと、自宅周辺のウォーキングを欠かしません。
それと同時に、右半身が不自由なお父さんのために、買い物などで重たいものを運ぶ際には必ず手伝う日翔さん。
 
そして、今年も大分県の予選を勝ち抜き、「わんぱく相撲全国大会」への出場が決まりました。小学生しか出られないこの大会、日翔さんは横綱の座を勝ち取る最後のチャンスです。
 
「勝ってお父さんを元気づけたい」という思いで日々の稽古に臨む日翔さん。去年の涙をばねに横綱の称号を得られるのか、そして、父の目の前で優勝トロフィーを掲げることができるでしょうか。