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#1697

不世出の自動車人 小林彰太郎の世界

G(旧名:CARグラフィック)創刊の中心人物である小林彰太郎という人は昭和4年生まれ。90年も昔の人だから、日本が“自動車大国”になるなど夢のまた夢の時代に幼少期を過ごしただけでなく、少年期には日本の“危ない時期”に重なったわけだ。それでも小林少年はくじけず、敗戦後は“クルマひとすじ” 終生の師となる人物との出会いもあって、東大生の時期には誰にも負けない“クルマ通”になるのであった。そんな小林さんがつくったCGのメンバーの中から、70年代〜80年代半ばに加わった4名と松任谷さんを交えて、改めて小林彰太郎の魅力を探ることにした。“不世出にしてカッコイイ・クルマ人間” これが結論のようだ。