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#1762

メモワール 60年前がうらやましい “カニ目”と“500”

いまどきのクルマには、妙に猛々しい感じの目つき(ヘッドライト)やデカすぎるグリルを備えたものが多く、それを見た幼稚園児たちが“怖いヨー”と言っていたのを思い出す。それとは正反対に、もう30年も前におジャマした幼稚園の子供たちが一様に“カッワイイー”と連発した2台の古いクルマが今回の主役。ともに1958年ごろに発売されたイギリスのオースティン・ヒーレー・スプライト(マーク1)と、イタリアの実用大衆車フィアット500のことだ。それにしても、なぜ最近は多くのクルマのデザインが、もちろん美しいものもあるにはあるが、“いかつい感じ”の方向に行ってしまうのだろう?