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#1914

CGTV40周年アニバーサリーゲスト 雅楽師 東儀秀樹さん

40周年をお祝いして、毎月1人特別ゲストが出演。第1回目は雅楽師の東儀秀樹さん。
 
東儀秀樹さんは、1959年、東京生まれ。東儀家は奈良時代から1300年以上、雅楽を世襲してきた家柄である。
父親の仕事の関係で、海外で少年時代を過ごしながら、ロック、クラシック、ジャズとあらゆるジャンルの音楽に触れてきた。
意外にも東儀さんが本格的に雅楽を演奏するようになるのは10代後半のこと。
高校卒業後に宮内庁の「楽部」と呼ばれる部署に入った。現在は独立してアーティストとして活躍中だが、息子さんとのバンドではギターを担当するなど、実はロック魂をもつ雅楽師なのである。
 
ケンメリスカイラインでスタートしたカーライフは、メルセデスベンツ380SLや、ポルシェ911との出会いにより少しずつ変化してきた。
現在では、MG−TDやジャガーEタイプロードスター、そして今回番組に連れてきてくれたACエースなど愛する車たちに囲まれながら、ときに大型バイクで息子さんとのツーリングも楽しんでいるという。
イタリアでのミッレミリア参戦をきっかけに、国内では「ラリーニッポン」を自ら立ち上げるなど、クラシックカーとのふれあいやそれを広める活動にも力を入れている。

 


 

#1914 番組40周年 特別ゲスト 雅楽師 東儀秀樹さん
今回は、松任谷正隆が特別ゲストとトークを繰り広げる特別回。
番組40周年となるカーグラフィックTVは、毎月1回、車に造詣の深いアニバーサリーゲストを招く特別企画をスタート。記念すべき第1回目は、雅楽師・東儀秀樹さんをお招きする。

 

雅楽師 東儀秀樹さん
東儀さんは、1959年東京生まれ。東儀家は奈良時代から1300年以上も雅楽を世襲してきた家柄である。父親の仕事の関係で、海外で少年時代を過ごしながら、ロック・クラシック・ジャズとあらゆるジャンルの音楽に触れてきた。
本格的に雅楽を演奏するようになるのは10代後半のことで、高校卒業後に宮内庁の「楽部」と呼ばれる部署に入った。現在は独立してアーティストとして活躍中だが、息子さんとのバンドではギターを担当するなど、実はロック魂をもつ雅楽師なのである。

 

クルマへの興味
18歳になってすぐ免許を取り、家にあった日産スカイライン「ケンメリ」でカーライフをスタート。雅楽師として活躍する中、メルセデス・ベンツ 380SLを安く購入したことがきっかけで、深みにはまったという。仕事が充実するにつれて、フェラーリ F355やポルシェ 911 turbo(Type993)など、様々な車を購入したとのこと。

 

クラシックカーへの興味
車をステータスとして表現したくないと考えていた東儀さんは、皆が少年のようにワクワクするミッレミリアのような世界に入りたいという想いを抱いていた。そんな中、ミッレミリアに参加する機会が訪れ、ステータスとしてだけでは行き届かない面白さや居心地の良さを知ったという。そして日本のラリーだけでなくイタリアでも走れるような車を持った方が良いと考え、世界中に持って行けると紹介されたACエースを購入したとのこと。

 

ACカーズ AC エース
AC エースは、1904年に設立された英国の自動車メーカー・ACカーズが1953年から1963年まで生産したオープンスポーツカーである。シャシーは鋼管製ラダーフレームで、サスペンションは四輪独立懸架になっている。東儀さんが所有する個体は、メーカー自身がワークスカーとして仕立てた、世界に3台だけしか現存していない貴重なモデルである。

 

ACエースでラリー参戦
2007年にイタリアのミッレミリアでナショナルトロフィーを獲得した東儀さんは、「世界遺産」「文化遺産」をクラシックカーで巡り、日本の美しさを世界に発信する「RALLY NIPPON」を立ち上げた。
2017年には、コ・ドライバーの小学5年生の息子と共に出場し、見事優勝を果たした。

 

本日の感想は?
松任谷と東儀氏が本日の感想について語り合った。
松任谷は「踏み出す勇気が東儀さんにはあるけど、僕にはない。僕は弱虫ですから」と語り、東儀さんは「いつでも肩をおしてあげますよ」と述べた。