番組表

放送内容

#1988

実力で存在感を増すBYDとヒョンデ デザイン・装備・走りの進化を探る

国産車が圧倒的シェアを占める日本。欧州メーカーを中心に、輸入車が支持されるのは、先進性や趣味性、さらには歴史という名のストーリーがあるからだ。世界的に見ても海外メーカーにとっては厳しい市場である。しかし、「CASE」とよばれる、コネクテッド、自動運転、電動化などが声高に叫ばれる現在は、自動車にとって100年に一度の大変革期とも言われる。これは、見方を変えれば後発のメーカーにもチャンスが巡ってくるということでもある。たとえばひと足早くBEVで世界中にその名を広めたテスラのように。
そんななか、日本市場再参入をBEVとFCEVに託した韓国のヒョンデと、バッテリーメーカーから車づくりへと歩みを進めてきた中国のBYDが、最新のコンパクトハッチとSUVタイプのBEVを発売した。いずれもグローバルに販売される車たちだ。本国の発表から時間を置かず、もちろんウィンカーレバーは右側に、そんな彼らの本気が伝わってくるからこそ、どちらの走りも気になるのだ。
 
出演:松任谷正隆 / 中村昌弘(CG副編集長)
登場車種:ヒョンデ インスター / BYD シーライオン7