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#33

小野邦彦 坂ノ途中 代表

新しく農業を始めた人(=新規就農者)たちをビジネスサポートする小野邦彦。 彼が代表を務める「坂ノ途中」が目指すのは100年先でも農業を続けられる土作り。 環境負担の少ない野菜を作る農業を広めるべく、その販売ルートを開拓。 供給量は安定しないが味は素晴らしい野菜たちを食べてもらうことで 新規就農者たちをサポートしている。 そんな彼が見つめる未来とは・・・?

1983年、奈良県生まれ。
地元では、両親がおいしいお野菜を作っており、お野菜だらけの環境の中で育つ。
京都大学に進学した後、アンティーク着物にハマったり、休学してアジア圏を旅行したりと、好きなことばかりしていた挙句、専攻していた文化人類学の奥深さに気づき、ラスト一年だけ猛烈に勉強する。
そんな日々を通じ、自分が一番関わりたいのは、人と自然環境との関係性を問い直すことなのだと気づき、有機農業にその可能性を見出す。
2年余りの、大手金融機関での修業期間を経て、2009年夏、坂ノ途中を設立。