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#554

逢澤奈菜 株式会社iiba 代表取締役

 

子どもが生まれると今まで考えたことないところから子育ては始まり、知っていた町も知らない町に変わる経験をした逢澤。そこで「外に出かけるハードルを少しでも下げられたら」というところから開発したのは、子育てに関するあらゆる情報が地図上に集まるプラットフォーム「iiba(イイバ)」なのだ。
 
店舗や遊び場、習い事の提案まで、実際に利用したユーザーの評価や口コミ投稿が
地図に可視化されていることが「iiba(イイバ)」の最大の特徴。
 
そして、今、力を入れているのは、リーフレットなどで配布されている自治体の「子育てマップ」との連携だ。「iiba(イイバ)」上だと「イベント」案内からは参加予約までできるほか、「休日・夜間」診療のある「医療機関」も地図上でまとめられている。
 
「今は子育て世帯はデジタルネイティブ世代」
有益な情報が自治体にはあってもアナログ形式では届かない。
そこでデジタル化することで、いつでも町でパパやママが開くような状況を作っている。
 
こうしてこれまで全国で約40の自治体の子育てマップと連携した。
「子どもは社会全体で育てるもの」今、子どもを産みたくない若者が増えているが、
「子どもを産むことが幸せだ」と思える社会を作っていきたいと逢澤は語る。

あいざわ なな

 
京都出身で二児の母。2022年に株式会社iibaを創業。「新たな子育てインフラを構築する」をビジョンに掲げ、子育て特化のマッププラットフォーム「iiba」の開発・運営を行う。東洋経済「すごいベンチャー100」、日経クロストレンド「未来をつくる100社」に選出。Forbes
JAPAN「RISING STAR AWARD 2025」受賞。