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#562

山内萌斗 株式会社Gab(ガブ) 代表取締役CEO

 

学生時代から「ゴミ問題」に取り組んできた山内。
彼が開発したのが、独自の新素材「.Garbon(ガーボン)」だ。
 
「.Garbon」は、廃プラスチックなど、分別や再生処理が難しい廃棄物を無酸素状態で加熱し、炭化物へと変換する技術。
生成された炭化物は、人工皮革や建材、顔料など、さまざまな用途にアップサイクルすることができ、脱炭素に資する技術として企業から注目を集めている。
 
現在、日本国内で排出されるゴミのうち、分別や洗浄にかかるコスト、オペレーションの複雑さなどを理由に、実際にリサイクルされているのは全体の約20%にとどまっている。
SDGsが掲げる「つくる責任」の観点からも、ものづくりにおけるCO₂削減は大きな課題だ。
 
こうした背景の中で、「資源としてゴミを活かす方法」を模索する中、山内が出会ったのが炭化技術だった。
 
リリースから間もないものの、すでに10社以上の企業の廃棄物を「.Garbon」へと転換している。
 
山内は、「環境問題の解決が、人々の幸せにつながる社会をつくりたい。担い手が増えていけば、世の中から“ゴミ”という概念そのものがなくなっていくのではないか」と語る。

やまうち もえと

 
2000年浜松市生まれ。静岡大学在学中に「。ユニークに解く」をミッションに掲げ、環境問題を中心とした人類の難題に向き合う株式会社Gabを起業。マテリアル事業「.Garbon」、リテール事業「エシカルな暮らし」、エンタメ事業「清走中」を運営。現在7期目。