番組表

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放送内容

#24

我孫子ゴルフ倶楽部(前編)

今回は千葉県我孫子市にある我孫子ゴルフ倶楽部を探訪。
開場は1930年。「平等で自由にして民主的である」をモットーに掲げた千葉県で最も歴史があるゴルフ場です。起伏のある地形をそのまま生かし、美しさと戦略性を兼ね備えたコースに関根勤が挑戦します!

 

【出演】
関根勤
中島世衣良(プロゴルファー)

 


 

千葉県 我孫子ゴルフ倶楽部
千葉県我孫子市にある、“我孫子流”の技術を磨き、多くのプロを育んだ名門コース。1930年に開場した千葉県で最も古いゴルフ場で、18ホール/ Par72/6923Y。上流階級のものだったゴルフを広く開放するという信念のもと造られた。戦火を乗り越え、名門としての地位を確立し、近年では日本女子オープンを開催した。
設計したのは、日本オープン初代王者・赤星六郎氏。2012年には、ブライアン・シルバ氏とカイ・ゴールビー氏によるコース改修が行われ、新時代に通用するコースへと生まれ変わった。
支配人の有賀幹夫さんによると、「平等で自由、そして民主的」をモットーに造られたそうで、名物ホールは1番ホール、5番ホール、13番ホールとのこと。

 

<施設情報>
・住所:〒270-1137 千葉県我孫子市岡発戸1110
・電話:04-7182-0111
・公式サイト:https://www.abikogc.com/

 

近隣スポット「手賀沼」
公園が整備され、自然と触れ合える市民の憩いの場。多くの野鳥が見られる場所としても親しまれている。

 

近隣スポット「蓬庵」
住宅街に佇む創業46年の蕎麦店。名店で修行したご主人の蕎麦を求め、多くのメンバーが訪れるという。

 

<施設情報>
・住所:〒270-1178 千葉県我孫子市南青山32-3
・電話:04-7182-6705

 

今回の探訪者:関根勤さん、中島世衣良プロ
今回探訪するゴルフ好きは関根勤さん。ゴルフ歴47年で、ベストスコアは69。共にラウンドするのは中島世衣良プロ。アメリカ出身の英語が堪能なバイリンガルゴルファーで、得意なクラブはサンドウェッジ。
ゴルフ場の特徴を解説するのは江ヶ崎忠晴さん。ゴルフ歴33年で、ベストスコアは73、ラウンドしたゴルフ場は1106コース。

 

<キャディー>
・伊藤李紗さん(関根さん担当/キャディー歴7年)
・森泉淳子さん(中島プロ担当/キャディー歴14年)

 

日本ゴルフ界を牽引した歴史
館内の2階には、この倶楽部が輩出したプロを紹介するパネルが展示されている。我孫子出身の青木功氏や海老原清治氏は、師匠・林由郎氏のもと“我孫子一門”として日本ゴルフ界を席巻した。特に小技が上手いプレーは“我孫子流”と言われた。

 

バンカーの名手を育んだ練習場
バンカーの名手・青木氏や海老原氏を育んだ練習場。日本では珍しいアゴが壁のようにそびえ立つバンカーに、関根さんと中島プロも挑戦!

 

1番ホール「レダングリーン」
1番ホール/332Y/Par4。改修したブライアン氏が“世界基準”を目指し造った名物ホール。グリーンが左奥へ向かって傾斜しているため、カップが左奥の場合、デッドに狙うとボールが止まらない。また、手前にはガードバンカーがある。
「レダン」の由来は難攻不落の要塞で、オーガスタナショナルGCの12Hでも使われるデザインとなっている。全部で95箇所のバンカーは、機械を使わず手作業で整備されているという。

 

5番ホール「パンチボウルグリーン」
5番ホール/309Y/Par4。右サイドのバンカーはおよそ140Y。フェアウェーは左に傾斜していて、その先には、落としてしまうと大トラブルとなる深い谷が!グリーンは、すり鉢状のパンチボウルグリーン。改修したブライアン氏が目指したのは、多彩な攻め方ができること。グリーン周りのスロープを使うか、ピンをデッドに狙うかの判断が問われる。
右サイドにある御神木には、当ててしまった時お詫びするための賽銭箱が付いている。山の神が祀られているという神社もあり、毎年5月17日に祭礼を行うのが習わしとなっている。悪天候でも営業日でも、祭礼は必ず5月17日に行うとのこと!