BS朝日

 
2023年から始まった成駒屋三兄弟と、父、中村芝翫の弟子たち「神谷町一門」とが一丸となり創り上げる自主公演「神谷町小歌舞伎」。今年で「第三回」を迎えた。彼らの思い「自分たちを通してこれまで以上に歌舞伎の面白みを感じていただきたい」との願いを込めた公演、毎年「新たな挑戦」を重ね、今年も多くのお客様が来場した。例年同様、本公演出演の合間に準備を重ねる忙しい毎日。実施三年目を迎え、三兄弟たちが考える「個人での挑戦」「一門での挑戦」に注目し、進化する姿を紹介。ともに「公演作品」もじっくりお届けする。演目は『義経千本桜』から「川連法眼館」「奥庭」。歌舞伎演目の中でも人気ある「川連法眼館」の場。主人公の「佐藤忠信役」を三男・歌之助が演じる。みどころとなる「後半のスピード感」、若き挑戦に目が離せない。長男・橋之助、次男・福之助がその演技を支える重要なお役を勤める。この作品での三兄弟共演は初となる。
 

■主な出演者（敬称略）
「成駒屋三兄弟」
長男：中村橋之助
次男：中村福之助
三男：中村歌之助
 

 
「成駒屋神谷町一門」