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#86

名曲誕生物語

白秋は19歳で文学を志し福岡県柳川から上京します。若くして詩壇の寵児と呼ばれます。白秋は大正7年から8年間神奈川県小田原で暮らしたといいます。
「あわて床屋」は、(北原白秋作詞 山田耕筰作曲)ウサギのお客の耳をカニの床屋の親爺がうっかり切ってしまうというストーリーです。実はこの話は作詞の白秋の体験が元になっているといいます。「あわて床屋」のモデルになったという白秋いき理髪店が小田原に残っていました。ある日馴染みの客だった白秋は、ヒゲを剃られる時にウトウトし、急に動いてその時に血が滲みました。数日後白秋が店の親爺ら「あわて床屋」の詞を見せました。…歌詞を見た店の主人は「耳を落とすようなへまはしねうよ」と言ったとか・・・・。