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#91

歌とともに旅にでよう

金太郎(石原和三郎作詞 田村虎蔵作曲)・・・・・群馬県みどり市に明治9年創立の花輪学校があり今も往時の姿をとどめています。この学校に9歳の時に入学しのちに好調にまでなった人物が作詞の石原和三郎です。和三郎が9歳になった時に学校が出来教育を受けせれるようになりました。和三郎は教師になってから学ぶ喜びや楽しさを子供たちに伝えようとしました。特に音楽教育に力を注ぎました。校長になった和三郎は、当時とても高価だったオルガン購入。荷車のオルガンが村にやってきたとき、全校生徒が村の入り口でオルガンを出迎えたといいます。当時は「仰げば尊し」、「蛍の光」のような漢詩を取り入れた文語体の唱歌が多く子供には、やや難解でした。和三郎は作曲の田村虎蔵と口語に近い子供の歌を作ろうと子供に馴染みの深い昔話を題材に「金太郎」を作りました。