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#183

「線香花火」 (愛知県 岡崎)

星ひとつ残して落る花火かな
 
江戸時代後期の絵師であり俳人であった酒井抱一(ほういつ)の句です。愛知県岡崎市は玩具花火の代表的な産地、徳川家康がこの地に火薬製造所を開いたのがその始まりとされています。日本伝統の線香花火は、点火すると「牡丹」「松葉」「柳」「散り菊」と4つの表情を見せてくれます。線香花火は儚い夏の象徴、秋の気配が漂い始めます。