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#67

「京の桜」

京都市中京区、二条城のすぐ近くにある神泉苑は、4月上旬、満開の桜に包まれていました。平安時代の812年、嵯峨天皇がここで桜の花を鑑賞しました。平安貴族にとってそれまで花見といえば梅でしたしたが、この嵯峨天皇の花見をきっかけに、桜の花見が広まっていったとされています。つまり神泉苑は「桜の花見発祥の地」なのです。当時より随分と狭くなりましたが、今もここは桜の名所として知られています。