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#114

「ふゆみずたんぼ」

2月中旬の、宮城県大崎市。蕪栗沼には10万羽を超えるマガンが集い、冬を越します。夜明けとともに飛び立ち、向かった先は近くのたんぼ。日中はここで稲の落穂や雑草を食べて過ごします。田んぼの中には水がはられたところがあります。「ふゆみずたんぼ」と呼ばれ、冬の間も水をはったままにすることで、土が良くなるとともに、マガンにとって良い環境になるそうです。夕暮れ時になると、マガンはねぐらの蕪栗沼に戻ります。