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#126

クイズで迫る!飛鳥の巨石ミステリー

中村雅俊さんが奈良県出身の笑い飯・哲夫さんの案内で、奈良の名所を巡る人気シリーズ。今回は、奈良県に数多くある古墳や遺跡などの石造物がテーマです。それらは何のために造られ、どのように今に伝えられてきたのか?様々な巨石の謎を、クイズに挑戦しながら紐解いていきます。
まず訪ねたのは、奇跡の壁画で有名な、明日香村にある「キトラ古墳」。7世紀末〜8世紀初期頃に造られたとされ、石室の東西南北の壁には「四神」が描かれていました。では天井に描かれていたのは何か?その答えを求め、「キトラ古墳壁画体験館 四神の館」へ。石室の原寸模型の中に入り、古代の人々が生み出していた高い技術力を体感。また、国宝に指定されている四神の壁画の一つ、実物の「玄武」を拝見!
続いて、石に刻まれた謎のメッセージに迫るべく、同じく明日香村にある「飛鳥宮跡」へ。その近くの丘にあるのが、不思議な溝が刻まれた「酒船石」。さらに訪ねたのが、2000年に発掘調査された「亀形石造物」。これらの謎を解き明かす鍵は、“石の天皇”と呼ばれる斉明天皇に!?

続いては、飛鳥最大の石造物にまつわるミステリー。明日香村に隣接する橿原市にある「益田岩船」。江戸時代の人々はこの巨石が何の為に造られたと考えていたのか?そして、近年の研究によりこの益田岩船との関係が浮かび上がってきたのが、600メートルほど離れた場所にある、人呼んで“奈良のピラミッド”「牽牛子塚古墳(けんごしづかこふん)」。なぜ八角形なのか?そして、この古墳と益田岩船、さらに石の天皇との驚くべき関わりとは!?
また、飛鳥時代に食べられていたと伝わる「蘇」という古代グルメも堪能。
楽しいクイズと共に、奈良の巨石ミステリー、そして古代ロマンを満喫します。