放送内容

#50

第24回民教協スペシャル
少年たちは戦場へ送られた

“満州”に送られた15歳の少年たち―、そこには過酷な運命が待っていた
老齢となったかつての少年たちが、初めて語る“知られざる”戦争の真実。
 
満蒙開拓青少年義勇軍―。満州へ行けば地主になれると言われ、貧しい農家の子供たちは希望に燃えて海を渡ります。しかし、彼らを待っていたのは、ソ連軍侵攻にはじまる苦難の逃避行と苛酷な収容所生活、多くの仲間が命を落としました。生きて還った少年たちも現在は80歳。最後の慰霊にと、2009年夏、中国・旧満州を訪れました。この旅で、彼らは当時の惨劇・壮絶な体験を、初めて明らかにしました。戦禍を生き抜いた少年たちが語る戦場の記録から、「戦争とは何か」「平和とは何か」、改めて問いかけます。
 
 
【初回放送】信越放送:2010年2月11日