放送内容

#4

#4 千葉・船橋「大乃家食堂」

千葉県にある、船橋市地方卸売市場。ここに、市場関係者たちに長年愛されてきた食堂がある。1972年の水産市場の開業と共にオープンした「大乃家食堂」。
店主を務めるのは三代目・五十嵐雅哉さん。先代の好江さんと、90歳を超えた初代の安枝さんもいまだ現役。親子三代で営む食堂だ。

主に料理の仕込みを担当するのは先代の好江さん。
深夜3時前には出勤し、手際よく様々な料理の下準備をはじめる。
仕入れ担当は3代目・雅哉さん。朝4時には市場に姿を現し、魚を仕入れていく。
市場で直接買い付けた魚介類がどっさり盛られた海鮮丼は、新鮮ぷりぷり。店の看板メニューだ。
朝6時の開店時には、市場で働く常連客で賑わう。接客担当は、初代の安枝さんだ。
50年以上の間、市場で働く人たちの胃袋を満たしてきた「大乃家食堂」。今では、船橋市場最古の定食屋となっている。
番組は、開店前から閉店までに密着。市場食堂で交差する、人間模様を観察した。