放送内容

#11

アーバンファーマーズクラブ代表 小倉崇さん
LIXIL 石山大吾さん

アーバンファーマーズクラブ代表 小倉崇さん

皆さん!土を触っていますか?近年、土の中にいるバクテリアの効果で
神経伝達物質セロトニンが増え、精神衛生がよくなるなんて研究も発表され、
注目が集まる「土いじり」。
今日は大都会、東京で土と向き合い共同で農作業をするグループを
立ち上げた方が登場します。

 

アーバンファーマーズクラブ代表 小倉崇さん
一体、都会でどんな風に農業をやっているんでしょうか?

訪ねるのは、道下きりなさん。高校2年生、新型コロナウイルスの流行で
お店から商品がなくなったのをきっかけに家族で野菜作りを始めました。

待ち合わせた恵比寿ガーデンプレイスに向かってみると、広場にありました!
200平米を超える大きな畑にトマトや大豆など野菜が植えつけられています。
30名ほどのメンバーが集まって、植え付けたり、収穫したり。
道下さんもお手伝い。全部で500名以上もいるというアーバンファーマーズクラブの
会員。作っている野菜は彼らで分けたら1日分にも満たない量。
それでも、都会で土に触れ、野菜を育てる体験にはかけがえのない価値が
あると小倉さんは言います。それに、農作業を通じて人の交流も生まれる。
育つ野菜以上の意味が畑にはあるんです。

渋谷、表参道、恵比寿など都内の4カ所で畑を作っているアーバンファーマーズクラブ。
なぜあえて、都会で農作業なのか。原宿のビルの屋上、一坪ほどの畑がいくつか。
実は渋谷区の約半分の面積がビル。
これを全て緑化できたら、気温が1度下がると小倉さんは言います。
都会の農業は、コミュニティのハブ、資源の有効活用
地球温暖化防止への取り組みなどいろんなことに繋がっているのです。

都会で農業することから広がる世界、小倉さんがはじめたSDGsぜひご覧ください。


 

LIXIL 石山大吾さん

新型コロナウイルスの流行で注目を集めた「手洗い」の効果。
日常の習慣にそんなに強い感染予防力があったとは驚きました。
その「手洗い」、今世界で自宅で手洗いできない人がどの位いるかご存知ですか?
なんと30億人!世界人口78億人のうち40%近く、
それだけの人が日々の手洗いすら、簡単にはできない状況にあるのです。

今日登場するのはこの状況を改善すべく、革新的な手洗い器を開発したエンジニアの方です。

 

LIXIL 石山大吾さん
彼が考案した手洗いのための手洗い器「SATO Tap」は
今年6月に発表されるとアジア、アフリカ、アメリカなどの世界中で400以上の
マスコミに取材されるなど注目を集めました。そして今月(2020年9月)まず、
インドで使用が開始されます。

一体どんなものなのでしょうか?

体験すべく、石山さんを訪ねたのは森田マナヴ君。東京大学4年生。公衆衛生学を学ぶ
学生で世界の保健衛生事情にも当然関心を持っていますが、SATO Tapのことは
聞いたことがなかったそう。アメリカ在住の石山さんとオンラインでつないでSATO Tapを体験させてもらいます。説明書もいらない位簡単な組み立てで出来上がる構造、
それでいて必要十分な機能は、道具を使ってみた森田君も驚くほど。
すでにユニセフなどの国際機関と一緒に世界中に広めていくことが決まっています。

なぜ石山さんはこの画期的な「SATO Tap」を生み出すことができたのでしょうか。
実は石山さん自身新型コロナウイルスに罹患したことが、
開発に取り組む大きなきっかけになりました。
苦難を乗り越えての完成には石山さんの世界の苦しい状況にある人々への
熱い思いがありました。

LIXILの石山さんがはじめたSDGs、ぜひご覧下さい。