放送内容

#186

世界一孤独な日本男性を野菜づくりで救う!
大阪発!“60歳以上・男” 限定の貸し農園「豊中あぐり」勝部麗子さん

世界一孤独な日本男性を野菜づくりで救う!
大阪発!“60歳以上・男” 限定の貸し農園「豊中あぐり」勝部麗子さん

同性・異性の友人がいずれもいない人40.4%。内閣府が行なった60代男性へのアンケート結果です。諸外国に比べて数倍。日本人女性と比べても2倍近く。特に企業などに勤めていた男性の定年後の「脱孤独」は社会全体の課題になっています。その解決に「野菜づくり」を導入、大成功を収めている農園が今回の舞台。

 

大阪豊中市の「豊中あぐり」。立ち上げたコミュニティソーシャルワーカーの勝部麗子さんと約160人の会員の皆さん。

長年、豊中市で地域の福祉計画に携わってきた勝部さんにとっても、高齢者男性の孤立は解決するのが難しい問題でした。アイデアが生まれたのは、東日本大震災の被災地で行なった支援活動の場。被災者の皆さんのつながりをつくるため、茶話会などサロン活動をしていた勝部さん。女性は場を利用して人間関係をつなげていってくれるのに、男性は参加さえしてくれない。けれど仮設住宅の一角に畑ができると、男性が毎日そこに集まってきたのです。しかも、農作業をしながら、毎日お互い声を掛け合うように。「野菜づくり」が持つパワーに気づいた勝部さん。地元のシニア男性の「脱孤立」に利用しようと「豊中あぐり」を立ち上げました。それから8年。畑や田んぼは市内9ヶ所にまで増え、多くの男性が新たな“つながり”を得ることができました。「高齢者は“老害”ではなく“老益”。自分を活かせる場所があれば地域も豊かになる」勝部さんが始めた「素敵な場」のお話、ぜひご覧ください。

問い合わせ先
豊中あぐり
http://www.toyonaka-shakyo-vc.org/aguri0522/