番組表

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放送内容

#163

兵庫県神戸市 神戸クアハウス

33年、喜怒哀楽を共にした施設に想いを馳せて…。今回は兵庫県神戸市の神戸クアハウスを愛でる。2024年3月で長期休館となり建物の解体が決まり、33年の歴史に一区切りをつける神戸クアハウス。愛好家も大絶賛うる名水「神戸ウォーター」は地下1000mから汲み上げられ、毎分50リットルを贅沢にかけ流し。独特な形のサウナ室は湿度抜群の好セッティング。後世に残したいサウナ界の宝を心ゆくまで愛でる。

【出演】ヒャダイン、濡れ頭巾ちゃん
【ナレーター】壇蜜

 


 

兵庫県神戸市「神戸クアハウス」 市民に愛された名水あふれる施設
今回、ヒャダインと濡れ頭巾ちゃんが訪問したサウナは、兵庫県神戸市にある「神戸クアハウス」。2024年3月末をもって、施設の老朽化により長期休館・建物の解体が行われることが発表された。サウナ専門の検索アプリ「サウナイキタイ」には、男性からも女性からも施設解体を惜しむ、嘆きの声が殺到…。
惜しまれつつも解体される名水自慢の施設を、いざ堪能!

 

<サウナ情報>
・住所:〒651-0093 兵庫県神戸市中央区二宮町3-10-15
・アクセス:JR三ノ宮駅より徒歩8分
・電話:078-222-3755
・公式サイト:https://kobe-kua-house.com/

 

施設紹介
何度か訪れたことがある濡れ頭巾ちゃんお気に入りの、水質抜群の神戸ウォーター「布引の水」は、入口の外に100円で2分間(約18L)給水ができるスポットも!
支配人の坂本順子さんに施設について伺うと、1970年代に立体駐車場として営業を開始。温泉を掘り当てたことで、1991年に神戸クアハウスをオープンした。阪神淡路大震災の時には、10日間の無料開放で約2万人が来館したのだそう。
坂本さんのお気に入りは、立体駐車場を改装した建物のダンジョン感。受付の昭和感あふれる案内パネルも愛でたいポイント!

 

いざ大浴場へ!
立体駐車場だった建物は各フロアが2層になっている複雑な造り。大浴場へ行く前に施設内を探検すると、屋上には男性露天風呂があった。男性温泉大浴場は5階にあり、多くの人が絶賛するオーバーフローの水風呂は浴室の中央にある。地下1006mから汲み上げる神戸ウォーターは、毎分50ℓを贅沢に掛け流している。2024年一発目の水通しを済ませたら、いよいよお待ちかねのサウナ室へ!

 

サウナ室へ
室内で温度が異なるL字型のサウナ室で、2021年に設置したオートロウリュ付きのサウナストーブがある。男性サウナの温度は80~100℃。サウナ室から眺める絶景の水風呂に、ヒャダインと濡れ頭巾ちゃんが「サ界遺産」と絶賛した。水風呂の温度は約19℃で、潜水OK!
目を閉じ、心を解き放てば聞こえてくる止めどなき名水の囁き。33年の喜怒哀楽が染み込んだ施設に思いを馳せて、ありったけの感謝の気持ちと共にととのった。

 

女性温泉大浴場の内装は?
多くの女性愛好家が絶賛するサウナ室は、男湯と同じくガラス張りで、サウナの温度は約80℃。室内から水風呂を見ることが出来るのも男湯と一緒。女湯の水風呂も天然掛け流しで、こちらは大きな桶型!温度は約19℃で、水風呂の柔らかさは天にも昇る気持ち!

 

「神戸クアハウス」の感想は?
ヒャダインが目の前に見える景色について「正面に見えるのが、水と横が正方形なんですね。なかなか無い風景なので完全美を見たような、すごく美しいものを見ているような気になります」と語り、濡れ頭巾ちゃんは「おつかれさまって言いたいですね。神戸市民の皆さんの汗と涙を癒やしてくださったのでしょうね」と述べた。最後に「ありがとう」と感謝の言葉で締めた。