ウクライナ軍の総司令官　厳冬期にロシア軍大規模攻勢の可能性指摘　動員による軍再編を警戒

今なお死闘が続くウクライナの戦場。最激戦地のドネツク州バフムトをはじめ、東部から南部にかけ、激しい攻防が続く。ウクライナ軍の総司令官は、ロシア軍が来年1月末から3月にかけ、大規模な攻勢をかけるとの見方を示した。動員による新戦力を投入し、キーウへの進軍もありうると警戒を強めている。総司令官は「現在の戦いはロシア軍の再編を許さないためだ」としているが、戦況の最新情報は!?

【ゲスト】
渡部悦和（元陸上自衛隊東部方面総監）
駒木明義（朝日新聞論説委員）

渡部悦和氏

駒木明義氏

ロシアの戦費調達に打撃は!? 　原油輸出価格に上限設定　本当の狙い

G7がロシア産原油の輸出価格に60ドルの上限を設定した。市場価格に近い設定だが、狙いはどこにあるのか。原油輸出は海上での輸送に頼っており、欧米の金融機関が船舶保険の大半を担う。上限価格を超える取引には保険を提供しないことで、アジアや中東など、ロシア制裁に参加してこなかった国にも上限価格以下の取引を強いる仕組みだ。ロシアの戦費調達に打撃を与えることはできるのか。

【司会】
菅原知弘（テレビ朝日アナウンサー）
上山千穂（テレビ朝日アナウンサー）
【アンカー】
木内登英（野村総研エグゼクティブ・エコノミスト／元日銀審議委員）

※都合により内容等、変更の場合もあります。