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#237

茅ヶ崎から世界へ音を紡ぐ ヴィンテージ家具が映える家

神奈川県茅ヶ崎市は、明治の後半から戦前にかけて湘南有数の別荘地として賑わい、昭和の時代から湘南文化を形成してきた場所。太平洋に面した温暖な気候のため、東京、横浜のベッドタウンとして発展しており、サーフィンやマリンスポーツを楽しむスポットとしても全国的に知られています。
 
今回訪ねるのは、この街に建つ築24年のマンションの一室をリモデルしたK邸。CMや空間演出の音楽を数多く手がけ、自らライブ活動も行う作曲家のKさんは曲作りに没頭できる「防音室」を手に入れるため、こだわりを詰め込んだリモデルを実現しました。
ひと続きのワンフロアでも、生活の気持ちを自然に切り替えられるよう、床材や壁の色のトーンを変えることで空間を緩やかにゾーニングしました。実はヴィンテージ家具が大好きというKさん。少しずつコレクションしてきた名作家具が映える空間を目指し、リビングダイニングの床材には『パーケットフローリング』を採用。寄木張りが生み出す美しい幾何学模様が、お気に入りの家具を、まるでギャラリーを思わせるように引き立てています。そして、作曲家としての夢を実現したこだわりの防音室は、どこか学校の音楽室を思わせるような特別な空間に。コンパクトなスペースながら圧迫感がなく、時間を忘れて曲作りに専念できると言います。
地方で小学校から高校までサーフィンに親しんできたKさんは、茅ヶ崎に移り住んだことで、再び波乗りを楽しむ豊かな日常を取り戻したそうです。念願の防音室と心地よい住まい。自然を感じながらインスピレーションが溢れ出てくるような、素敵なリモデルとなりました。
 
設計担当:ゼロリノベ
https://www.zerorenovation.co.jp/

【平面図】

before

after