放送内容

#37

西部ガスホールディングス 道永幸典 前編
「他人の邪魔をしない」校風に学んだ「自己責任」

西部ガスホールディングス代表取締役社長の道永幸典さん。
人と「Face to Face」で話すのが信条と語る道永さんは、会社人生の3分の2の年月を情報システム部門で過ごしてきました。入社前には興味もなかったシステム構築の仕事を続けることが苦痛とすら感じたこともあったといいます。それでも朝から晩まで仕事に邁進したのは、「他人の邪魔をしない」という思いがあったからでした。福岡県立筑紫丘高校へ通った3年間、「好きなことをしてもいいが、他人の勉強の邪魔はするな」という校風に、級友らと勉学そっちのけで、オートバイで街や山野を走り回りました。この経験が「人生を楽しむ。ただし結果は自己責任」という道永さんの源流となり、情報システム部門で、自ら楽しい仕事を創出するだけでなく、他人をも笑顔にする日々につながっていきました。固定観念にとらわれない道永さんのビジネス哲学とこれまでの道のりを振り返ります。