番組表

放送内容

#109

住友生命 取締役会長 橋本雅博 前編
自由な校風の中学校が育てた「何事も自ら決める」

橋本雅博さんの歩みの『源流』を、ロングインタビューで振り返ります。
子どものころから「何事も人に言われた通りにするのではなく、自分で考えて決める」という姿勢で育った橋本さん。
その姿勢は、関西学院中学部の自由な空気の中で、テニスに打ち込み、大好きな映画館に通って過ごすうちに築かれ、ビジネスパーソンとしての『源流』となっていきます。
学院の高等部へ進学しなかった高校選びや、大学受験先の選択にも、独特の考え方がありました。
東大では演劇研究会に入り、裏方でサポート役に徹して、皆が楽しみながら目標を達成する場をつくることで「マネジメント」を経験。
住友生命に入社後は、様々な場面で『源流』からの流れが後押しします。不在となった支部長の代理として営業の女性職員と橋本流の対話を進め、バブル崩壊後の不良債権の処理でも独自の手法で成果を出し、上司からも部下からも信頼を得ます。
会長に就任した後、この3月に中央教育審議会会長となって進めている、学校での学習内容の見直し論議についてもうかがいます。