番組表

放送内容

#120

三井化学 取締役会長 淡輪敏 後編
「石炭のまち」で見届けた閉山 火花散った労使交渉

淡輪敏(たんのわ・つとむ)さんの『源流Again』で、故郷の大牟田市へ。
いまも大きな煙突が残る三池炭鉱の宮浦坑口跡で、「炭鉱のまち」で過ごした子ども時代が蘇ります。三池争議で揺れる大牟田で、炭鉱の技術者だった父が離職者の再就職探しに走り回る姿が、淡輪さんの『源流』になりました。
三池炭鉱を持つ三井東圧化学へ入社してアルジェリアの工場へ赴任し、要員を減らす交渉を担当したとき、父の姿から生まれた『源流』からの流れが勢いを増します。
故郷・大牟田の工場で勤務したときは、三池炭鉱の閉山を見届けます。
ビジネスパーソンとして長く会社の人事畑を歩んだ淡輪さんの「人の短所をみずに、長所を活かそう」との思いを、『源流』からの流れとともにうかがいます。