番組表

放送内容

#169

住友商事株式会社 取締役会長 兵頭誠之 前編
途上国に発電所を次々と建設 「貧困脱出」へ総力戦

兵頭誠之さんのビジネスパーソンとしての『源流』は、上司から教わった、
「始めた仕事は、最後までやり遂げる」という精神です。
1984年に住友商事へ入社した兵頭さんは、
95年にインドネシアの火力発電所建設の契約を結びます。
ところが、97年の「アジア通貨危機」の影響で、発電所に投資していた、
香港の事業家の資金も止まり、翌年にはインドネシア政府の財政も行き詰まり、
工事は中断に追い込まれました。
それでも、チームのメンバーだけでなく、社内の関係部署や発注先の協力を得るなど、
総力戦で臨み、5年間の中断を経て1号機と2号機を完成させます。
のちに、6号機まで建設して、発電所があるジャワ島で使われる電気の、
10%以上を供給し、貧困からの脱出や産業の発展に貢献しました。
最後までやり遂げることの大切さを教えてくれた上司や「何をやるかやらないかも、
決めるのは自分だ」という言葉を残してくれた大学の恩師との出会いなどとともに、
兵頭さんの『源流』に支えられて歩んだ道を、ロングインタビューで振り返ります。