番組表

放送内容

#173

株式会社キッツ 取締役会長 堀田康之 前編
常に一番を求めた父との日々 いつも優しかった母

液体や気体の配管などに使うバルブのメーカー、キッツの堀田康之さん。1978年3月に入社して最初に配属された東京営業部は超多忙で、毎晩、深夜2時か3時に帰宅という状態が数年続いて「これでは体がもたない。会社を辞めよう」と考えます。でも、米国赴任の話がきて、「辞めるのは、米国へいってから決めればいい」とテキサス州ヒューストンに駐在しました。日本との時差を使って、現地で受けた注文や問い合わせをすぐに日本側とやり取りし、日本が夜中でも事情を丁寧に伝えて対応してもらい、米国の翌朝までに回答を用意します。「正しいことだと思ったら誠心誠意、相手に分かるように話し、納得してもらう」という母の教えがビジネスパーソンとしての『源流』で、その実践でした。父は厳しい人で、「何でも一番になれ」が口ぐせでした。会社を世界で1番に近づけたいと、海外の企業を買収して成長させた堀田さんの歩みを振り返ります。