番組表

放送内容

#186

株式会社商船三井 特別顧問 池田 潤一郎 後編
日本経済を支えたコンテナ船 英国で欧州と日本を結ぶ

入社8年目で初めて海外駐在をしたロンドンで、海運・金融の中心地のシティーにあった支店で担当したのは、日本やアジア諸国とヨーロッパを結ぶコンテナ船の定期航路です。フランスやイタリア、日本の同業他社と船を持ち寄って、コンテナ輸送の頻度を上げました。小学生時代に中国の歴史本「三国志」を読んで生まれた「将来は海外で仕事がしたい」という夢が実現し、ビジネスパーソンとしての『源流』が流れ始めます。
2度目のロンドン勤務では、英国人の上司から現地採用の判断を巡って「リーダーシップがない」と評価されます。あまりうまくはない英語であれこれ反論しましたが、優秀な人を採るチャンスを逃し、人材のダイバーシティー(多様化)が大事なことに気づき、帰国後に本社の人事課長になったときに世界各地の現地採用者に昇進の道を開きます。
東京都内では『三国志』に出会った母校の図書室を訪ね、入社後の語学研修でいったフランスのロワイアンも再訪します。「三国志」から生まれた外国への関心は、フランスから英国へと広がり、『源流』を生んで国際的な海運マンへとつながります。その歩みの地を、巡ります。