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On Air Note

#159

工藤阿須加、千葉・館山の猟師に密着!獣害から農家を守り、命と向き合う現場のリアル

今回は、工藤阿須加さんが千葉県館山市を訪れ、獣害に苦しむ農家を守る猟師に密着。野生動物の捕獲から解体、そしてジビエ料理としていただくまで、命と向き合う現場のリアルに迫ります。


工藤さんが訪れたのは、千葉県館山市。獣害に苦しむ農家を守るため、猟師として活動する沖浩志さんに出会いました。沖さんは、野生動物の捕獲から解体、販売までを一貫して行う「館山ジビエセンター」のセンター長。館山市では鳥獣による農業被害が深刻化しており、その被害額は年間約2500万円にも上ります。沖さんは、農家を守るために罠を仕掛け、捕獲した動物をジビエとして加工・販売することで、命を無駄にしない取り組みを行っています。


もともと生き物が好きだったという沖さん。以前は自然環境調査の仕事をしていましたが、東日本大震災を経験したことで、より地域に根差した活動をしたいと考えるように。そんな中、捕獲されたイノシシが食べられることなく埋められている現状を知り、命を粗末にしたくないという強い思いから猟師の道へ。現在は、自身で捕獲した動物だけでなく、地域の猟師仲間が捕獲した動物も買い取り、ジビエとして有効活用することで、動物と人間との共存を目指しています。


工藤さんは、沖さんと共に罠の見回り作業に同行。道中、イノシシが体に泥をこすりつけた跡や足跡など、野生動物の痕跡からその生態を読み解く方法を学びます。さらに、動物の足をワイヤーで括る「くくり罠」の仕組みを実演してもらい、その威力に驚きの表情を見せました。また、人家が近い場所では、安全性を考慮して箱罠を使用するなど、場所に応じた罠の使い分けについても教わりましたが、この日の見回りでは獲物を見つけることはできませんでした。


見回りを終え、ジビエセンターで罠の手入れをしていると、猟師仲間からイノシシが捕獲できたとの連絡が。現場に急行すると、箱罠に2頭のイノシシの親子がかかっていました。緊迫した空気の中、命をいただく瞬間を目の当たりにした工藤さん。その後、センターでイノシシの皮むき作業を手伝い、命を無駄にしないための繊細な技術を学びます。最後は、沖さんの活動を支援する飲食店「モン・レーヴ・タテヤマ」で、丁寧に処理された絶品のイノシシ料理を堪能し、命の尊さを改めて実感しました。

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