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放送内容

#26

32代続く農家に嫁ぎ就農 思い立ったすぐ実行!農業女子の実行力

今回は栃木県下都賀郡野木町で農業歴13年目になるパセリ農家の寶示戸幸子さんのもとを訪れる。寶示戸家は平安時代に平将門を討った藤原秀郷のお供で都から移り、現在のご主人で32代目。OLをしていた幸子さんはそんな歴史ある農家に嫁ぎ就農した。当時はプレッシャーと不安で悩んでいたこともあったという幸子さんだが、今は加工品を作るなど大活躍している。
工藤が収穫のお手伝いをしているとご主人も合流。そのお茶目なキャラクターに現場は大盛り上がりに。さらには、実家を継ぐことを決意し、この春に農業大学校に進学した長男もかけつけ、農業への熱い想いに語る。
さらに、幸子さん主導でやり始めたというスナップエンドウの収穫もお手伝い。考える前に即行動の姿勢に工藤は脱帽する。そして長女・次女も合流。2人の将来の夢を聞いて驚く。
最後には、苦味の少なさにこだわっているというパセリ料理などをいただく。幸子さんが思う農業の魅力とは!?
 

 


 

FILE26・32代続く農家に嫁ぎ就農 思い立ったらすぐ実行!農業女子の行動力
今回、工藤阿須加がやって来たのは栃木県下都賀郡野木町。就農13年目のパセリ農家・寶示戸幸子さん(45歳)を訪ねる。
32代続く農家の寶示戸農園は、パセリ・スナップエンドウ・水菜を栽培。早速パセリを試食した工藤は「今まで食べたパセリで一番うまい」と絶賛!土を独自に配合するなどして、苦みの少ないパセリを作っているという。

 

32代続く農家に嫁いだワケ
元々OLをしていた幸子さん。子どもの頃、兼業農家に嫁いだ母の大変な面を見ていたこともあり、農家の嫁にはならないと思っていた。飲み会で出会ったご主人から猛プッシュを受け、交際がスタート。実家が農家と分かっても、ご主人の人柄の良さからおつき合いを続けた。
結婚後、会社勤めよりも子どもとの時間が自由に作れることから就農を決意!

 

苦みの少ないパセリの収穫をお手伝い
工藤がパセリの収穫をお手伝い。次に生えてくるパセリの成長が悪くならないように、3~4本残して収穫する。
収穫の手伝いを終えて、夫の寿弘さんに幸子さんとの出会いについて伺った。「お台場に連れて行けば落ちるだろう」と思ったと話す寿弘さんに、工藤は大笑い!

 

パセリ栽培で気をつけていることは?
パセリは成長すると根っこが約1mになることも。いくつかのハウスで連作を行っているため、古い根が土に残っていると、根にコブができたり作物がダメになることも。土の管理を怠らないことが大切だという。

 

32代続く農家に嫁いだ農業女子の行動力
パセリをただ出荷するだけではもったいないと、加工を始めた幸子さん。「ほうじとさんちのパセリドレッシング」は、リピーターがつくほどの人気商品!
「とちぎ農業女子プロジェクト」で1日カフェを開催したことが、加工品を作るきっかけになった。今ではパセリドレッシングは、野木町のふるさと納税返礼品にも指定されるほどに!
長男の柊真さんは、この春栃木県農業大学校に進学した。農家を継いで33代目になるという。

 

スナップエンドウのハウスへ
スナップエンドウの栽培は、幸子さんが決断して新たに始めた。現在ハウス1棟で栽培し、1月~4月上旬の間に収穫を行っている。「ほうじとさんちのスナックエンドウピクルス」は、現在在庫切れになるほどの人気商品!
工藤がスナップエンドウの収穫をお手伝い。その後、農業高校2年生の長女・美埜さんと小学6年生の次女・陽依さんに将来の夢を聞いた。

 

パセリ・スナップエンドウのおいしい料理法
工藤がパセリ、スナップエンドウを使った料理を堪能。幸子さん特製の一品に食欲がMAXに!

 

<今回いただいた料理>
・「冷奴 パセリドレッシングをかけて」
・「パセリの天ぷら」
・「スナップエンドウと豚バラたまご炒め」

 

幸子さんが思うことは?
幸子さんが農業への思い、今後の展望を語った。