番組表

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放送内容

#51

目指せ!ジャパニーズスタイル ビール評論家が育む与謝野ホップ

今回は京都府与謝野町の農家、藤原ヒロユキさんのもとへ。
ビール造りに欠かせない作物“ホップ”を栽培している。
 
実は藤原さんはビール評論家として国際的にも活躍するビール界のレジェンド!
そんな彼の就農の経緯は与謝野町との縁がきっかけ。
藤原さんは奥さんの故郷である与謝野町で、趣味の範囲でホップの苗木を育てていた。それを見た農家や町が興味を示し、与謝野町の新たな特産品にしたいという思いから、ビールの知識が豊富な藤原さんにアドバイザーを依頼。
最初、藤原さんは間接的に協力するだけだったが、ホップ作りに励む農家さんの情熱に心を動かされ、自身もホップ農家となった!
 
さらに現在はホップ栽培だけでなく、仲間とのビール造りにも携わっている!
京都産だけの材料を使いビールを造るプロジェクトに協力。
また、地元のビール醸造場にホップを提供するなど尽力している。
 
番組の最後は、ビールにホップを投入した贅沢な一杯「ホップましまし」や、クラフトビールで煮込んだ豚肉料理を工藤が堪能!
放送をご覧いただいた皆さま限定の豪華プレゼント企画も!
 

 


 

FILE51 目指せ!ジャパニーズスタイル ビール評論家が育む与謝野ホップ
今回、工藤阿須加がやって来たのは京都府与謝野町。就農6年目のホップ農家・藤原ヒロユキさん(65歳)を訪ねる。2018年から夫婦でホップ栽培を始め、19aのホップ畑で4つの品種を育てている。

 

大志を抱くホップ農家
ビールの原料の一つであるホップは、つるが5m以上伸びるため支柱を立てて紐を使って栽培する。春に芽が生えて7~9月に収穫期を迎え、1つの苗からは約500粒が収穫できるそう。
藤原さんにお話を伺う。実は藤原さんは「日本ビアジャーナリスト協会」の代表で、国際的な品評会で審査員を務めているビール界のレジェンドだった!

 

ホップの収穫をお手伝い
スパイシーな苦味が特徴的な品種「チヌーク」の収穫をお手伝い。乾燥した触感のホップを摘み取る作業に、工藤は「楽しい!」とやみつきに!
藤原さんによると、自分の目で確かめて旬のホップを判断できることが手摘みのメリットなのだそう。

 

就農するきっかけは?
ビアジャーナリストとして活躍する藤原さん。2012年にもらったホップの苗を植えたところ、地元の農家や与謝野町から注目を浴び、2015年に与謝野町の農家がホップ栽培を始めたという。
当時、藤原さんはアドバイザーとしてサポートしていたが、農家の方々の思い入れの強さに感動し、自身もホップ農家に!

 

日本ならではのビールを作りたい!
ホップ生産は北海道や東北が主流で、「京都では育たない」と言われていたという。藤原さんが長年培った豊富な知識を活かしたことで、与謝野町でのホップ栽培が実現した!
「京都与謝野ホップ生産者組合」の組合長・山本雅己さん(60歳)が、栽培の苦労と藤原さんへの想いを語った。

 

収穫を終えたホップのつるを処理
柑橘系の上品な香りが漂う品種「イブキ」の処理をお手伝い。上で結ばれている紐を外してつるを落とした後、紐と枯れたつるを仕分ける作業。
藤原さんに就農後の苦労を伺った。

 

京都から世界へ!仲間と叶えた大きな夢
藤原さんは、醸造所を併設したレストラン「SPRING VALLEY BREWERY KYOTO」のヘッドブリュワー・辻峻太郎さん(32歳)と協力。
2人で取り組んだ京都の原料でビールを作る「京都産原料100%ビールプロジェクト」は、6年かけて第1号となる銘柄「THANKS FOR KYOTO」が誕生!

 

<SPRING VALLEY BREWERY KYOTO>
・住所:京都府京都市中京区富小路通錦小路上る高宮町587-2
・電話:075-231-4960
・公式サイト: https://springvalleybrewery.jp/pub/kyoto/

 

若き起業家と目指す与謝野の発展
摘みたての新鮮なホップを味わうため、起業家・濱田祐太さん(27歳)がオープンした「TANGOYA BREWERY&PUBLIC HOUSE」へ。各地のクラフトビールと料理を提供しており、自家製ビールを作る準備も行っている。濱田さんに醸造所をオープンした理由を伺った。
さらに3年前、「ASOBIビール」を開発したという。ビールを通じて天橋立の環境問題に貢献したいという想いが込められているのこと!

 

<TANGOYA BREWERY&PUBLIC HOUSE>
・住所:〒629-2302京都府与謝郡与謝野町下山田1342-1
・電話:0772-47-9710

 

採れたてホップを体験
採れたてのホップを使ったビールや料理を堪能!

 

<今回いただいた料理>
・ホップマシマシ
・豚のASOBI煮

 

今後の展望は?
藤原さんが今後の展望を語った。