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#1712

メモワール 後半は更にロードに一体 どこまで行くのか

自動車がこの世に誕生したのはドイツというのが定説だが、フランス人は自分たちの国がその母国だと思っている。事実、クルマを初めて“商品化”したのも、レースやラリーを生み出したのもフランス人であったという説は正しいようだ。ところでこのトゥール・ド・フランスも、元を辿れば19世紀のいわゆる“パリ・レース”(パリを起点とする数々の都市間自動車レース)のひとつがそのルーツなのであった。ルマンやモンテカルロラリーなどの知名度を持つには至らなかったせいで、特に第二次世界大戦後の35年間は国際的にかなり重要なイベントになっていたのに、残念ながら日本ではあまり知られないままなのであった。