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#1801

あの頃の興奮を再び DTMマシーンがもてぎを走る

DTM。直訳すればドイツ・ツーリングカー選手権の頭文字にすぎない。しかしこのアルファベット3文字は、今も魔法の響きを持っている。1986年にスタートしたDTMは、量産車をベースとしながら独自のレギュレーションを採用し、メカニズムも性能も次第次第にエスカレートを重ねていった。BMW、メルセデス・ベンツ、アウディ、オペル、そしてアルファ・ロメオ。伝統ある名門メーカーが威信を賭けて開発したモンスターを操るのは、元F1ドライバーやハコのスペシャリスト達。
彼らが繰り広げる激しくも華麗、ハイレベルな戦いは、F1をも上回る人気を誇った。そんなDTMの主役の2台。87年式BMW M3と、90年式メルセデス・ベンツ190E 2.5-16エヴォリューションII、略してエボツーを、ツインリンクもてぎに連れ出した。80年代、90年代に的を絞ったCGの姉妹誌「CG NEO CLASSIC」との合同取材のためだ。どちらもバリバリの元ワークスマシーンである。