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それまでのミニバンの価値観を変え、さらにはショーファーサルーンの価値観を変え、日本から新しいミニバン文化をアジア各国に広めた、トヨタ・アルファードとヴェルファイア。新型では、快適さに磨きをかけたアルファードに対して、ヴェルファイアは、より走りの方向に舵を切ったという。
その進化やいかに。
登場車種:トヨタ アルファード・ヴェルファイア
#1905ミニバンの価値観を変えた アルファードとヴェルファイア
今週は、松任谷正隆とCG副編集長・中村昌弘氏が2台の車に試乗する。
それまでのミニバンの価値観を変え、さらにはショーファーサルーンの価値観を変え、日本から新しいミニバン文化をアジア各国に広めたトヨタ・アルファードとヴェルファイア。新型では快適さで磨きを掛けたアルファードに対して、ヴェルファイアはより走りの方向に舵を切ったという。その真価は如何に?!
乗る人の快適性を、さらに追求したという新型アルファードとヴェルファイア。アルファードには「Z」、ヴェルファイアには「Zプレミア」という標準仕様と、どちらにもさらに豪華な「エグゼクティブラウンジ」というグレードが揃う。さらに、ハイブリッド車にはFFと電気式四駆のE-fourが選べる。
トヨタ・アルファード エグゼクティブラウンジ E-four
カムリやハリアーと同じGA-Kプラットフォームを採用。室内空間を広げた上でボディサイドには強いキャラクターが与えられており、先代のフロントマスクがより力強く進化している。
公式サイト:https://toyota.jp/alphard/
試乗したCG副編集長・中村氏は「静かですけど、ボディが揺すられます。ステアリングをきってからの反応はワンクッション置いてからですね。ステアリング軽めで、インフォメーション少なめです」とのこと。
松任谷は「2列目はとってもおもてなしされるけど、ドライバーもおもてなしをされてるような感じがします。ちょっと過保護な感じもするけど、これが良いんだろうね」と述べた。
トヨタ・ヴェルファイア Zプレミア 2WD
全車19インチ・タイヤを履き、専用のサスペンションチューニングにボディも補強されている。
シリーズで唯一、2.4リッターガソリンターボに8段ATを組み合わせた今回のZプレミアは最注目のモデルである。
公式サイト:https://toyota.jp/vellfire/
試乗したCG副編集長・中村氏は「ちゃんと接地感ありますね。路面の継ぎ目をこえても全然不安が無い。結構良いペースで不安無く走れちゃうんで、ちょっとびっくりです」と評価。
松任谷は「もっとバランスが悪い物を想像してたけど、それは良い意味で裏切られました。僕はこちらの方が肌に合っています。運転するならこっちだけど、2列目に乗せてもらうんだったらアルファード選ぶなあ」と述べた。
試乗後の感想
本日試乗した2台の魅力について、松任谷とCG副編集長・中村氏が語り合った。
松任谷のどちらを選ぶのかという問いに、CG副編集長・中村氏は「家族がいないのでヴェルファイアです」と即答。松任谷は「僕はアルファード選んじゃいます。後ろに乗ったときの快適さは、これ以上の物はない」と語った。